お金のこと、家のこと、おかんのこと、子供のこと。
正直、自分にも余裕がなかった。


「家を売るかもしれん」
「明日の支払いどうしよう」
そんな不安を一人で抱えて、家族に迷惑をかけたくないと思っていた。


でも今振り返ると、本当に正しかったのかは分からない。


話し合えばよかったのかもしれん。
相談すればよかったのかもしれん。


しんどい時ほど黙り込んでしまう。
相手もしんどい時ほど感情的になる。


お互い余裕がなくなって、気付けば挨拶も、一言のLINEも、スキンシップもなくなっていた。


だけど、それで何か解決したかと言えば何も解決していない。


むしろ子供たちに気を遣わせたり、間に入らせたりしてしまった。


それだけは親として反省している。


夫婦の問題は夫婦で向き合わないといけん。


無視しても、距離を置いても、誰かを間に挟んでも、本当の解決にはならん。


今回のことで、自分も甘かったと思う。


「言わなくても分かるだろう」
「そのうち変わるだろう」


そんな期待ばかりしていた。


でも言葉にして伝えること。
言ったことには責任を持つこと。
向き合うことから逃げないこと。


それが大事なんだと改めて感じた。