A先生もB先生も、入院中は朝、昼、夕方と頻繁に病室に様子を見に来てくれていました。

 

手術の日は、あとでA先生が来ますからね〜と看護師さんに言われていたけど、待っているあいだに消灯時間もすぎて、今日はもう来ないんだろうなと思っていたら、22時半くらいかな、ひょこっと現れました。

 

「ハル子さん、調子はどう?」って。

 

手術の時に着る青い服。こんな時間まで手術だったのかな。ちょっと汗かいてるような、終わってすぐ来てくれた感じでした。

 

あれ?めちゃめちゃカッコよく見える。

 

消灯してシーンとなったICUの薄暗い部屋で、アラフィフハル子、A先生にキュンでした。

 

夜中もなかなか寝付けなくて、3時くらいまでKindleで本を読んでました。看護師さんが何度か様子を見に来て、そのたびに目が覚めたけど、朝は6時まで眠れました。

 

A先生は朝7時半くらいにまた来られて、「ハル子さん、寝れた?」って。

 

先生こそちゃんと寝てますか〜?

 

「おっ、それKindleってやつ?」

と雑談も欠かさない。

 

「あとでB先生が足の固定を外しに来てくれるからね。今日はMRIに行ってきてね」と言って風のように去っていきました。外来も手術もあって忙しいのに、合間にこうして回診も来てくれるのだなぁ。感謝。