今日のSustainability Business の授業はゲストスピーカーによる講義でした。
Power Assets Holdings Limited という香港の電力会社のようなもので、
香港に限らず中国本土、カナダ、ニュージーランド、タイなどでも
電力事業を行っている会社です。
講義テーマは
" Driving Sustainable Growth - Power Assets Experience "
という事で、その会社が行っている地球環境に対して持続的な電力事業の
紹介というような内容でした。
僕自身、福島原発事故を経験した日本人として、
エネルギー問題に関しては関心を持っていたので、
大変興味深く講義を聞いていました。
内容はコチラのレポートに準拠しているので割愛しますが、
講義後の質疑応答の際に僕が質問した「なぜ香港は原発を持っていないのか?」という
答えが大変興味深かったです。
簡単に言うと、
・2011年福島原発事故まで、香港政府は原発を輸入する事に前向きだった。
・しかし福島原発を受けて、輸入政策は延期し、当面は自然エネルギーと既存の火力発電の効率化を推進していく事に
⇒風力発電や太陽発電への投資状況はレポート参照
・ただし、原発導入への選択肢を捨てたというわけではない。
・引き続き安全面を考慮しながら可能性を探っていく。
という事でした。
さらに、僕がいま住んでいる香港の大陸側、つまり九龍サイドは
実際、中国本土にある原発から電気を輸入しており、
全体の約20%ほどそれに依存しているという事でした。
こういったやりとりの後に講師から
「君は原発に賛成か?」と聞かれました。
僕は、
「日本に関して言えば、これ以上の原発建設は反対だが、
既存のものは動かしていくべきだと思う。香港については、地震も津波もないし、
あなたの会社のように情報を公にして素晴らしいリスクマネージメントが
できるなら、輸入しても良いと私は思う。」
と答えましたが、講師の方も大きく頷いて下さいました。
彼はエンジニアだそうなので、技術者として福島原発事故の事に関心も
あるらしく、授業後も「君は原発事故の時どこにいたんだ?」など
いろいろと逆質問をしてきました。
僕は2011年の夏に福島の会津若松市にある避難所へボランティアに行ったのですが、
その時に原発周辺から避難してきた住民の方から聞いた話など彼にも話したら
かなり胸を痛めて、「難しい問題だね」と一言。
僕自身、東電などの電力会社に対しては怒りを感じているものの、
今日彼のような電力事業の技術者と直接話をして、
単純に「同じ人間なんだ」と感じました。
きっと多くの東電の技術者だって、経済成長と人権尊重の狭間で苦しんでいるのだろうと。
そういった人達に想いを馳せる事なく、自分の科学的知見のなさを棚上げにし、
「東電」「原発推進派」というレッテルで人を判断してはいけないと。
それは言うのも恥ずかしい程に当たり前の事なのではあるけれど、
今日の彼のように冷静に、かと言って他人事としてではなく、
しっかりと向き合っていかなくてはいけない事なのだなぁと改めて感じました。
Power Assets Holdings Limited という香港の電力会社のようなもので、
香港に限らず中国本土、カナダ、ニュージーランド、タイなどでも
電力事業を行っている会社です。
講義テーマは
" Driving Sustainable Growth - Power Assets Experience "
という事で、その会社が行っている地球環境に対して持続的な電力事業の
紹介というような内容でした。
僕自身、福島原発事故を経験した日本人として、
エネルギー問題に関しては関心を持っていたので、
大変興味深く講義を聞いていました。
内容はコチラのレポートに準拠しているので割愛しますが、
講義後の質疑応答の際に僕が質問した「なぜ香港は原発を持っていないのか?」という
答えが大変興味深かったです。
簡単に言うと、
・2011年福島原発事故まで、香港政府は原発を輸入する事に前向きだった。
・しかし福島原発を受けて、輸入政策は延期し、当面は自然エネルギーと既存の火力発電の効率化を推進していく事に
⇒風力発電や太陽発電への投資状況はレポート参照
・ただし、原発導入への選択肢を捨てたというわけではない。
・引き続き安全面を考慮しながら可能性を探っていく。
という事でした。
さらに、僕がいま住んでいる香港の大陸側、つまり九龍サイドは
実際、中国本土にある原発から電気を輸入しており、
全体の約20%ほどそれに依存しているという事でした。
こういったやりとりの後に講師から
「君は原発に賛成か?」と聞かれました。
僕は、
「日本に関して言えば、これ以上の原発建設は反対だが、
既存のものは動かしていくべきだと思う。香港については、地震も津波もないし、
あなたの会社のように情報を公にして素晴らしいリスクマネージメントが
できるなら、輸入しても良いと私は思う。」
と答えましたが、講師の方も大きく頷いて下さいました。
彼はエンジニアだそうなので、技術者として福島原発事故の事に関心も
あるらしく、授業後も「君は原発事故の時どこにいたんだ?」など
いろいろと逆質問をしてきました。
僕は2011年の夏に福島の会津若松市にある避難所へボランティアに行ったのですが、
その時に原発周辺から避難してきた住民の方から聞いた話など彼にも話したら
かなり胸を痛めて、「難しい問題だね」と一言。
僕自身、東電などの電力会社に対しては怒りを感じているものの、
今日彼のような電力事業の技術者と直接話をして、
単純に「同じ人間なんだ」と感じました。
きっと多くの東電の技術者だって、経済成長と人権尊重の狭間で苦しんでいるのだろうと。
そういった人達に想いを馳せる事なく、自分の科学的知見のなさを棚上げにし、
「東電」「原発推進派」というレッテルで人を判断してはいけないと。
それは言うのも恥ずかしい程に当たり前の事なのではあるけれど、
今日の彼のように冷静に、かと言って他人事としてではなく、
しっかりと向き合っていかなくてはいけない事なのだなぁと改めて感じました。
Hopewill Group
Hopewill Marketing