OAuth対応、スマートプロンプト & コード修正、高速ワークフローの実現
Dify Builders の皆さまへ。
この夏、私たちは皆さまのワークフローをより効率的に、そして安全に運用できるよう、v1.7.0 から v1.8.0にかけて複数の新機能をリリースしました。本記事では、その概要をご紹介します。
アップデート概要
• ツールプラグインが OAuth認証 に対応(例:Gmail、GitHub 等)
• ノードのハイライト表示による ワークフロー構造の可視化
• プロンプト・コードの自動修正機能(バージョン履歴付き)
• Startノードのデフォルト値設定により、入力不要で実行可能に
• 新しい 非同期エンジン によるワークフロー高速化
• 複数認証情報管理 による柔軟なモデル利用
OAuth対応(v1.7.0)
ツールプラグインがOAuth 2.0に対応しました。
これにより、APIキーの直接入力を避け、クリック操作での認可とリフレッシュトークンによる長期セッション維持 が可能になります。
• セルフホスト環境:各サービスにOAuthアプリを登録し、クライアント情報を設定してください。
• クラウド利用環境:主要サービスについては、すでにOAuth設定が完了しています。
ワークフローの可視化(v1.7.2)
• Shift+クリックでノードの接続関係を強調表示
• 「リレーションシップパネル」によりデータ依存関係を明確化
• Cmd/Ctrl+Kによる高速検索・移動機能
• v1.8.0ではスラッシュコマンドによる設定変更も可能になりました
スマートプロンプト & コード修正(v1.8.0)
• プロンプト最適化機能により、直近の実行結果を分析し改善提案を提示
• コードエラーが発生した際には、エラートレースを基に自動修正を生成
• すべての修正はバージョン管理され、比較・ロールバックが容易
Startノードのデフォルト値
入力がなくてもワークフローを実行可能にする新機能です。
• 定期レポートやデモ実行に活用可能
• 上流データが欠けても安定稼働
• URLパラメータを用いた簡易的なバリエーション管理も実現
トークントラッキングの精度向上
エージェントノードにおいて、入力と出力のトークンを正確に分離計測できるようになりました。
これにより、コスト管理が容易となり、しきい値に応じた自動的なモデル切り替えにも対応します。
複数認証情報の管理
• 同一プロバイダーに複数の認証情報を登録可能
• モデルごとに利用するキーを指定可能
• ロードバランシングによりリクエストを分散
• エラー発生や利用制限に達した際には、自動的にバックアップキーへ切替
非同期エンジンによる高速化
新しい非同期実行エンジンにより、並列分岐の同時実行が可能となりました。
これにより、従来は分岐ごとの合計時間を要していたワークフローが、最も時間のかかる分岐の処理時間で完了するようになりました。
今後の展望:ビジュアルRAGパイプライン
今後のリリースでは、RAG(Retrieval-Augmented Generation)のビジュアル構築機能が追加されます。
• ワークフロー形式での直感的なパイプライン設計
• テキスト・画像・表のドラッグ&ドロップ統合
• ドキュメントを高品質なコンテキストに変換し、LLMへ提供
さらなる進化にご期待ください。
まとめ
今回のアップデートは、
「安全性」「利便性」「高速化」 を中心に、大幅な改善を実現しました。
ぜひ新機能をご活用いただき、Difyをより効果的にお役立てください。
Difyチーム
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