あるある事件簿。第二弾。IT業界のあるある珍事件をご紹介。
第一弾は、少し前の記事に書きました。
その第一弾が発生した頃の出来事です。
新人研修が終わり、新人くんの配属は、素人と同様の扱いになり、正社員採用には、あと1年間の観察期間が必要とされました。
それから三カ月後に中途採用にて、いわば転職でやってきた好青年が来ました。履歴書には、前職には、パソコン講師の経験あり。パソコン教室でパソコンを教えてました。とありました。
さらにMS-Dosの経験がありと書いてありました。
中途採用で来た人だから大丈夫だろう!ということになり、MSDOSのコマンドを再確認させる為にパソコンでAという項目名から順にZまでを打ち込んでもらってました。
MSDOSを熟知している人なら当然、Fの項目は避けるのですが、、、
熟年先輩が、
『このMSDOSコマンドを覚えて欲しい。暗記して、リファレンスマニュアルを見ないで操作出来るようにして欲しい。もしも分からない事があったら聞いてね』
中途くんは、
『はい。分かりました。』
隣で見ていた私は、大丈夫だろうと思って自分の仕事に集中していました。
中途くんが、私に
『あの〜、すみません。突然、画面が真っ暗になってしまいどうしたらいいのか分からなくなって。』
『えーと、何をしましたか?電源が切れたわけじゃなさそうですね。』
『画面を初期状態にしようと思って、MSDOSコマンドで探したらFORMATって書いてあったので、実行しました。そしたら画面が真っ暗になって。』
『マジか!!MSDOSの熟知者じゃなかったのか??やってはいけないことをしたのか〜〜!
』
トイレに行ってた上司を捕まえて、事情を説明。
熟年先輩は、中途くんに対して
『どうして、分からない事があったら聞いてねと言ったのに聞かなかったの?コマンドプロンプトを再起動したら君がやりたい事が出来るじゃない。何故しなかったの??』
『あ、すみません。失念してました。』
『中途くん、君、もう家に帰っていいよ。明日から来なくていいからね。』と言い放って、クビになりました。
その後、その会社は、新卒採用、中途採用を止めて、数年後、社長さんがアルコール中毒になり他界し、実質、倒産したとか。社名を変更して新しく就任した社長が頑張っているとか。噂を耳にします。