職員アンケートは「不当労働行為」大阪市の再審査申し立て棄却 中央労委

2014.6.27 20:23 [westセレクト]

 大阪市の橋下徹市長の要請に基づき市の第三者調査チームが実施した政治や組合活動に関する職員アンケートについて、中央労働委員会は27日、市の不当労働行為と認定した大阪府労働委員会の命令を支持し、市の再審査の申し立てを棄却した。

 アンケートは平成24年2月、市職員の政治活動への関与を調査しようと、消防局と教職員を除く全職員を対象に実施。市は正確に回答しなければ処分対象にするとしていた。

 市は職員アンケートについて「労使関係の適正化が目的」として正当性を主張したが、中労委は「組合を弱体化する意図を持って実施され、組合に対する支配介入にあたる」とした。

 昨年3月、市労働組合連合会(市労連)などの救済申し立てを審査していた府労委が不当労働行為と認定。市に対し、同様の行為を繰り返さないとの誓約文を組合に交付するよう命じた。市労連などは同日、会見を開き、「市には直ちに命令を履行し、正常な労使関係に回復するよう求める」とした。


引用元:http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140627/waf14062720230025-n1.htm





この第三者調査チームには野村修也先生が特別顧問として所属、アンケートも実施していた筈。にもかかわらず中労委が不当労働行為を認定している。このケースで私が答案を書くなら、当然、不当労働行為を認定するだろうなぁ。