ちょっとだけ書いてみようと思います。

私が18の時の話。私が高校を卒業、兄が専門学校を卒業と同時に仙台へ引っ越すつもりでした。父親は接骨院を開業していたので、病院と家をくっつけて建てて住むことになっていて土地も買って、私は仙台の音楽の専門学校、兄は介護施設に就職が決まってました。そんな矢先、父親がどんどんやつれて仕事にも行かなくなってきたんです。どうやら実の妹の金銭問題に悩まされていたようです。私からしたら叔母にあたる人ですが、お金にだらしなく男にもだらしない、大嫌いな人でした。あるとき両親と家にいて私は自分の部屋にいたのですが、いきなり母親の悲鳴が聞こえました。妹と錯覚して母親をアイロンで殴ったのです。そのことがあってから私も父親がおかしくなっていることに気がつきました。今思えば完全なウツです。毎日のようにごめんねとつぶやき日に日に痩せてく。あの頃の私はまだまだ子供で何も出来ませんでした。しかも父親は風邪をひいても怒る、ニキビができても汚いと怒る、母親に暴言をはく、私は小さい頃から父親を父親とおもえませんでした。そんな父が弱っていくのは不思議でした。でも助けたかった。あるとき父親は、母と兄と私に、俺は信用をなくした。もしまだ信用してくれてるなら俺の前で身動きとれなくなっても平気だろ。行動で証明してくれと言いました。

泣く泣く承諾をしました。これで父が元気になるならと何も疑いもせず。ガムテープで縛られ目かくしもされ、結局刺され私ひとり瀕死から生き残りました。父親が家を出てくまで何とか意識を保ち助けを呼び倒れました。父親はそのあと自殺しました。



私はそんな状況でも 生きたい と思いました。


だから今生きてます。