こんにちは、ゆりあです。

気づけば20代も中盤。

資格やキャリアだけを追いかけてきた私の手のひらに、ふと「もっと体で触れられる“何かを育てたい”」という気持ちが生まれました

そういった想いをしたことありませんか

そんなとき出会ったのが、「麹」。
私が訪れたのは、京都府向日市にある京都花糀。

京都らしい穏やかな空気に包まれながら、発酵という“時間を味わう体験”をさせてもらいました

麹と出会う。味噌作り体験で感じたぬくもり

エプロンを結び、味噌作りがスタート。

ふわふわと輝く麹をみて、「これが味噌の命なんだ」と思った瞬間、なんだか胸があたたかくなりました

蒸した大豆を手のひらで潰し、そこに麹と塩をやさしく混ぜ合わせてひとつにまとめる。

単純な作業なのに、なぜか「大きく育つんだよ」と声をかけたくなりました

ひとつひとつの作業を丁寧にすることで、自分の中にも“何かを育てる力”があることに気づきました。

発酵が教えてくれた、「待つ」ことの大切さ

味噌は、作ってすぐ食べられるものではありません。
数ヶ月、静かに、ゆっくりと熟成を待つ時間が必要です。

みなさん知っていましたか

忙しい日々の中で、つい結果を急ぎたくなるけれど、発酵はそっと教えてくれます。
毎日少しずつ変化していく味噌を見守るのは、まるで“子育て”のような優しい時間

時間をかけて何かを育てるって、こういうことなんだと実感しました

20代という、まだまだ伸びしろだらけの今。

時間をかけて育てる習慣をもてることこそ、いちばん贅沢なことかもしれません

数ヶ月後、蓋を開けたその味噌を食べるのは、
“今日の私”ではなく“未来の私”

それは、未来の自分への小さなエールです。

発酵とともに、私も育っていく。
そんな時間を、あなたも味わってみませんか

京都花糀（きょうとかこうじ）
住所：京都府向日市寺戸町西田中瀬3-2 優伽Ⅱ

体験内容：味噌作り・麹教室など

OPEN 11:00〜18:00

CLOSE 土日月（不定休）