イーコールの守護により、隣りのクラスの生徒が異動してきた話を紹介してみる。
小学校6年生の秋頃だと記憶している。
職員室に呼ばれて担任の所へ行った。
担任は⬇️語った。
『隣りのクラスのA君をウチのクラスでしばらく預かる事になった』。
『本人の希望もあり君のグループで面倒をみてあげて欲しい』。
何故なのかはとても聞ける雰囲気じゃねぇ。だが、1つだけ確認しておかなきゃならねぇ。
『クラスの男子のリーダーはM君です。生徒会長でもあり、彼の承諾抜きでは話になりません』。
隣りのクラスの担任がやって来て⬇️語った。
『M君には生徒会で議題にあげており、話を付けてあるから大丈夫』。
『2学期だけで良いんだからね』。
教師達は都合の良いことを言ってるゼ。
確かに、ウチのグループにA君を受け入れる事は出来る。但し、ウチのクラスが崩壊しかねねぇ。
特に女子はこの手の事を嫌う筈。理由なんざ直ぐにバレるのがオチ。
A君はオレの近所に住んでいた。
所謂、都心から移住してきた金持ちの家庭。
洋館の小洒落た建物で暮らしていた。
塾通いをして、当時は珍しかった中学受験を控えている。
A君の母親は教育ママで、地元民を田舎者と見下していた…。
状況から察するに、A君はクラスで浮いた存在になっちまったんだろう。
本人には何も言わず、グループ内で庇護するしか手はねぇ。
A君の母親は地元民からすこぶる評判が悪い。
オレは『父に話をして地元の人達をまとめてからでも良いですか?』と聞いたゼ。
すると教師2人がかりで、今直ぐ受けて欲しいとほぼほぼ強制されちまった。
結果、何とかしたんだがナ。イザコザは幾つかあったが乗り切ったゼ。
何故そんな事が出来たのか?答えは簡単サ。
職員室で聞き耳をたてていた女子が、ソッコーで経緯をクラス中に触れ回ったからだゼ。
担任はクラスの生徒全員から軽蔑されたゼ。
“教育現場から去れ!!”
父母会でも大問題に発展したゼ。学年全体の父母会まで巻き込んでの大騒動になっちまった。
自業自得だゼ
フッ…。この世ではコイツらは教師失格以前に“人間失格”だなんて言葉はいえそうにねえな…。
あばよ…菊……。







