リアルじゃ言えないが自分が好きである。

他の人、世界の誰からも必要とされていないかも知れない。

ちびで、ババアで、並外れた不器用さで運動音痴。

欠点を上げたらきりが無い。

子供の頃、母代わりの姉に言われた。

「どんなに出来ない子でも集団の後ろには居る。あんたは飛び離れた後ろにいる。」

その言葉のせいだけではないがずっと自分が社会からの要求を満たしていないことに怯えていたと思う。

普通であろうと自分の個性を押し込めて生きた。

多めの家族から又小姑が頻繁に来るような大家族の嫁に成り全ての欲求に答えようと私なりに努力した。

でも、確かにそれは私の本質とは相容れないものだった。

生まれて初めて一人で10年間生活して私は少しだけ分った。

私は私が好きである。

世間では認められないが私には価値のあるものを沢山持っている。

自分を好きだから全てが上手くいくわけでもない。

車には轢かれるし、医者にも騙される。

でも、愛してる自分が映画を観て感動したり誰かに義憤を抱いてやきもきしたりする。

そんな時間があるから私は生き続けているのである。

生きる価値があると思うのである。