自分のことしか分からないのだけど「ゆっくりと」、「体の調子を見ながら」なんて云う言葉を聞いていたら私は多分断薬できなかったと思う。
自分の薬と診断の意味を初めて悟り、仰天して一気にすべての薬を断った。
どうにもならなくてワイパックスを砕いて呑んだり、一度だけと自分に言い訳して睡眠導入剤を呑んだことはあったけど其れも片手の回数以下である。
友達も家族も居ない私はブログで騒ぎ回り醜態をさらした。
都心のあの医師の元に通い罵倒されても甘い顔をして私を騙した主治医よりはましと思ったがその医師からも診療拒否に近い言葉を投げられた。(全くの自費医療に医院が切り替えたので金のなさそうな私を通わす意味が無かったのだろう)
別に医師を信じてたわけでなくて誰かの縛りが必要と思ったのだけど其れも当てに出来なくなった。
頭が働かないから日常生活も出来ないのに体から薬を追い出すためにそこらを歩き回り、会話をするためにボランティア、体操教室、資格教室に通った。
予定をすべて忘れて恥をかき度々倒れる。
下痢が止まらず、体重は37Kになった。
頑張ったと自慢しているわけではない。
私は弱い人である。
弱い私が断薬したのは薬と医者に対する怒りが断薬と孤独の恐怖より大きかったからである。
薬を飲まざるを得ない状況に追い込んだ男にも負けたくない気持ちも有ったかもしれない。
サポートしてくれる人が居たり、日日に幸福なときがある人は断薬にも優しさを求めるかもしれない。
そう云う人達は減薬を始めても何年も断薬できずにいると思うのは私の偏見だろうか?
