既に大いに話題をかっさらってますが
最近さ、著名人の不祥事とかで
関連作品が自粛、規制させられたりしますよね。
あれ、やめてくんねーかな…
イメージどうこうって話もわかるんだけどさ
その関連作品を見たい、聴きたい、やりたい人にとっては
そんなイメージなんざどうでも良いんだよね。
現代では、知らない相手に
最初から平気でタメ口で絡んでくる非常識人や
ド暇人キチ○イクレーマーとか、馬鹿げた正義マン()とか、
ネット警察()も蔓延ってるし
そんな面倒臭い連中への対抗策
っていう意味でも大いに理解はするんだけど…
にしたってなぁ。
それがまだ制作段階のものならまだしも、
既に成果物として世に出たものなら
ユーザーの好きにさせりゃいいのにな。
ホント、面倒な世の中ですよ。
どうも、トトです。
さて、今日ももりもりレビューしていきましょう。
今回の作品は、今月最初にレビューした
CVLTEに続き、２つ目となる国内バンドのレビュー。
そして、Masked Intruder の新譜レビューの時に言った
今月２つ目の"覆面バンド"のレビューです。
そしてそして
CVLTE同様、出会いはSECRETS のライブでした。
初台、渋谷での東京2days
2度目の来日で良かったSECRETS はもちろんのこと
国内のバンドでも良い発見があったのは非常に収穫でした。
そんな自分がハマった
今年２つ目の国内バンドレビューはコチラ
MIST『COLOR of INFECTION』
01. Hidden Face
02. COLOR
03. LOST WARS
04. Екатерина
05. Point of no return
06. M.I.S.T.
02. COLOR
03. LOST WARS
04. Екатерина
05. Point of no return
06. M.I.S.T.
バンドの由来は
「My infections spread through」の頭文字を取ってMIST。
「感染が広まる」という意味が込められている。
「My infections spread through」の頭文字を取ってMIST。
「感染が広まる」という意味が込められている。
（公式HP Biographyより）
ガスマスクで素顔を隠した
覆面ラウドロック/メタルコアバンド
MISTが、結成１年を目前にして
3/14、1st EPをリリースしました。
フィジカルでのリリースは3/14でしたが
各サブスクリプションサービスには、今月1日に配信。
自分はSpotifyで今月始まってすぐにダウンロードしました。
こういったところもCVLTE同様、
現代に合ったプロモーション展開はさすがです。
若いバンドはこういうのをどんどん活用しないとね。
初見だったライブを見てハマった
そんなMISTの1st EP、早速聴いてみました。
Hidden Face
オープニングトラックは"隠された顔"と付けられた曲。
オープニングトラックは"隠された顔"と付けられた曲。
ガスマスクで顔を隠したMISTそのものを表したような
タイトルの曲で、神秘的で美しくも、
不穏で怪しい空気を漂わせるSE曲。
COLOR
本格的に始まるのはこの２曲目から。
本格的に始まるのはこの２曲目から。
イントロからヘヴィなサウンドと、
厳ついスクリームで幕を開けます。
メタルコア感のある冒頭部分だけでも
十分に引き込まれますが、１曲通して聴いても
新バンドとは思えないクオリティに驚かされます。
サビはクリーンボーカルで展開しますが、
実際にバンドのライブを見るまで
クリーンとスクリームは別々かと思っていました。
しかし、MISTを初見したSECRETS ＠初台のライブを見ると
ボーカルは紛れもなく一人だったのも驚きポイント。
非常に日本人好みなラウドミュージックを展開しつつも、
それだけに留まらないものを持っていると感じさせます。
LOST WARS
３曲目は、イントロからメタル好きにハマりそうな
３曲目は、イントロからメタル好きにハマりそうな
クールなリフがお目見えします。
そこから疾走＆スクリームと激しいメタルコアパートへ。
いいねいいね！
この頭振りたくなるメタルな疾走パート、すげー好きよ。
中間のブレイクパートではエレクトロ系の打ち込みも。
アウトロのインストパートも個人的にはかなり好き。
Екатерина
４曲目、このロシア語のタイトルが意味するところは？
４曲目、このロシア語のタイトルが意味するところは？
英語で書くと「Ekaterina」
ロシア帝国の女帝ってのが出てきますが、それかな？
最初は囁きパート的な部分もありつつも、
そのあとはゴリゴリにスクリームしてから
サビのクリーンのメロディがなかなかにツボです。
そのサビも２コーラス目とラストサビでは
バスドラ連打がクソ気持ち良い。
そしてさらに、そのラストサビに入るところのリフがね、
個人的にいちばん好きなバンドSum 41 の
"Goddamn I'm Dead Again" のイントロのリフを彷彿とさせ
それだけでｸｩ―――d(*>ω<)b―――!!!ってなりましたね笑
Point of no return
５曲目は、ここまでの攻め攻めな雰囲気とは打って変わり
５曲目は、ここまでの攻め攻めな雰囲気とは打って変わり
ちょっと勢い落とした？と思いきや
coldrainの"To Be Alive"のフレーズを彷彿とさせる
展開を見せ、スクリームと共にアグレッシブに。
そういやTo Be AliveのMVにもガスマスク出てましたね笑
そしてサビに入るところの一瞬のピアノサウンドが良い。
気付けばこの曲は全編スクリームじゃね？
その攻め感や良し！
M.I.S.T.
本作ラストの曲はバンド名を冠したようなタイトルの曲。
NEW BREEDやCROSSFAITHのような
エレクトロパートを取り入れ、エレクトロコア的な要素も。
ここでもサビではボーカルはクリーンですが、
なんスかねぇ… この琴線を刺激するメロディは。
と思いきや、『ライブの楽しみ方』と
日本語でアナウンスが入るのは意外性でしたｗ
『知らない人についていってはいけません』は、
果たしてライブの楽しみ方なのか？ってのは置いといてｗ
しかしね、オープニングのSE曲を除いて全５曲、
最後まで攻めまくりなラウドなサウンドは
聴いてて非常に気持ち良い。
バンド初の音源なんだから、これくらい攻めないとね。
以上、
MIST『COLOR of INFECTION』
でした。
先日のEarthistsのツアーファイナルのレポで
日本のアングラメタルコアシーンは
決して海外に負けてない
と書いたばかりですが、
そんな日本のラウドシーンのレベルの高さを感じた１枚でした。
MISTはメタルコアか？って言われたら即答は出来ないけど
メタルコア要素もあるラウドロックバンド
と言った方が個人的にはしっくりきます。
とはいえ、やはり潜在的な期待値は大きいです。
で、フィジカルリリース日となる昨日、
実はライブを観てきたのです。
もちろん目当てはCDだけど、
ライブもやるなら見たかったのでね。
何も知らなかった前回のSECRETS から約３週間ぶり
今回はMISTというバンドをちゃんと認知し、
EPをSpotifyで入手し、ガッツリ聴き込んでからの
２度目となるMISTのライブです。
ホント、MISTの為だけに行ったようなもんなので
いつもみたいにひと記事使ってレポは書きませんが
ここで軽く。
なんか雰囲気的に写真撮るのは控えたけど、
初見のインパクトを抜きにしても
やっぱライブも良かったです。
個人的にラウドであればあるほど
音源ではベースの音って判別し辛いんですが
ライブだとゴリゴリに低音響かせててヤバイっすわ。
うさ耳ガスマスク５弦ベース様さま
ギターとドラムも言うことなし
ボーカルもスクリームが獣じみてて良いっすね。
クリーンでホンットに若ッッッ干！
ツラそうなところがあったっての以外は
クリーンもスクリームも声量落ちないし、
音源通りと言わずとも、ライブで聴くには
十分なクオリティは保っています。
キャリアの短いバンドってのは
・音源は良いけどライブはまだ力不足
・ライブは良いけど音源がちと微妙
収録環境の良し悪しや、機材、エンジニアの問題や
ライブ回数自体の問題等々により
けっこうこの２択になることが多いですが、
MISTのように、最初からどっちも良好なバンドは珍しい。
今回のライブでもSECRETS の時にはなかった
曲前にEDMちっくなSEを入れて
クラップを煽ったりをする場面があったり、
セトリにも、EPにはない曲が１つあったり。
この曲は後にシングルあたりとして出るかな？
シングルにしろ、何にしろ、まだ３月だし
年内に新曲のリリース自体はまたありそうな予感。
そしてフィジカルは無事入手。
今ところ、今年のベストアートワークです。
てか、MV撮影の様子はSNSで出してたよね。
それがEP収録曲のMVになるか、
新曲のMVになるかは不明ですが
それも待ち遠しい！
なんてことを下書きに書いていたら
今日の0:00きっかりにMVｷﾏｼﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
メンバーが黒メインだからね
映像でも白黒、モノクロのが絶対良いと思ってました。
そんな映像的にも、どストライクなMVでした。
こうして初の公式音源をリリースし、
ライブも順調に重ねてきています。
今年から本格的に活動を開始したガスマスクバンドMIST
これからの活躍にも大いに期待！