2018 LIVE REPO 17th. Tragic Hero Tour Japan | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


ひと月にこんなにライブ行ったのも久々!

ってくらい、ライブに行ってきた今月、

ラストとなる7本目に辿り着きました。

そして本日も仕事!

開演には間に合いませんが、会場は同じ渋谷ですし。

仕事を終えて、GARRETへ馳せ参じました。

 

 

 

Earthists. pre
Tragic Hero Tour Japan

 

 


国内の若手バンドの中でも

海外レーベルと契約している稀有な存在

プログレメタルコアのEarthists.が主催で送る

自身が所属するレーベル名を関したツアー

Tragic Hero Tour Japan

が、ここに開幕します。

そして海外からのゲストとして、

Tragic Hero のレーベルメイトでもある

カナダのThe Afterimage を招聘!

Earthists.が今回のツアー開催に到らなければ、

彼らが日本に来ることなんてなかったでしょうね。

The Afterimage も、今回のツアーから

約1週間前に、初のフルアルバムをリリースしたばかり。

まず間違いなく、日本で流通なんてあり得ないだろうし

発売日にiTunesで購入し、予習に勤しみました。


もちろん、今日来た第一目的はThe Afterimage ですが

Earthists.もね、昨年は新譜レビューもしたし

年間アルバムランキングにも名前を連ねたのに

機会に恵まれず、今日までライブ見れてなかったので…

個人的に初となるEarthists.のライブも

めちゃくちゃ楽しみにしているのです。


そんな2つの楽しみを胸に

仕事を終え、18:15頃に会場へ。



チケットは前日に買ったのに、まさかの

88

客入りが不安でしたが、無事にsoldしたようで。

バンド予約が多かったのかな?

そして開場からもけっこう遅れていたとはいえ、

フロアは既に後ろまでギッシリ!∑(・ω・ノ)ノ

これは驚いた…

メインが海外組の複数ラインナップのライブ、

最近じゃsoldすることすら厳しいし、

いつもならこれくらいに入っても

割とフロアは余裕だったりすること多々だったので

油断した!

とはいえ仕事だったので、開場から来るのは

そもそも無理だったんですが(。-∀-)笑

中に入るとキバオブアキバがライブ中。



キバか…
3年前のSOFで、浅井脱退さとし加入の
ボーカルの交代劇は見てたし、さらにその後
ふとしまで脱退した時点でなんかもう…ねぇ。
もはや別バンドですやん。
オマケに新ボーカルは女性(さとし)と来た。
今やベガスとかがアニソン主題歌やってる時代だし
アニソンにスクリームとか、メタル要素とか
何も珍しくないですしね。
こういう女ボーカルにちょっとヘヴィなバンドが
アニソンしてても全く珍しくない。
LiSAみたいなアニソンロックシンガーもいるワケだし。
…完全にオタ客確保にシフトしましたか?(。-∀-)
そこにはもう、自分の知る
ヲタイリッシュデスポップバンドはいませんでした。
あの頃の"Animation With You"がもう聴けないとは
悲しいなぁ(´・ω・`)-3





IN YOUR FACE
お次は韓国からお越しのIN YOUR FACE
初見の感想は初期CFにCL足して割った、みたいな。
要はいい感じに激しいメタルコアでした。
最初は英語でMCしてたけど、
I can speak Japanese... って言った時点で
もういいや!と、フツーに激ウマで
流暢な日本語で話し始めましたw
今回、Earthists.が呼んでくれたことに
物凄い感謝をしていたけど、お国柄な問題があり
兵役によって今日来れてないメンバーがいる、と。
それを打ち明けた瞬間、フロアからも
あぁ… と、とても残念そうな声が聞こえました。
しかし、もうじきメンバー全員の兵役も終わるらしく
その時は日本に来て活動する!という力強い言葉に
会場中から大きな拍手と歓声が上がりました。
音楽性的には全く問題ないメタルコアで、
サプライズゲストでabstractsのボーカルが乱入。
オーディエンスにとても温かく迎えられた韓国のバンド。
韓国っていう国自体にあまり良い印象はありませんが
こうして日本での活動を夢見るバンドがいること
それは素直に嬉しいし、頑張ってほしいと
応援したくもなります。
近い将来、メンバー全員が揃って日本に来て、
日本のライブハウスでプレイする姿を心待ちにしてます。




てか、abstractsのボーカルさんは
松葉杖もって、脚引きずりながら
フロアを出てったけど大丈夫なんか…
脚、ケガしてたの?(´・ω・`)
ASLWの時はフツーに飛び跳ねてたのに。
この2週間で何があった…



ichika
現代の日本の音楽シーンでは、間違いなく
トップ集団に位置するであろう技巧派ギタリストichika
アングラシーン、インディーズシーンを追っている人は
abstractsの元ギターとして認知してる人も多いのでは。
実際、自分も漏れなくそうですしね。
しかし今はほとんどソロで活動中。
そしてライブを見るのは初になるんですが…
abstractsのイメージが先行していると、
何かこう真逆だったというか。
今日やった曲がたまたまそうだったのかもしれないけど
アンビエント系の癒しのギターメロディが、
会場を包み込みました。
客入り大盛況故に、フロアの後方にいたので
彼の指使いはおろか、ステージすら
まともに見えませんでしたが、優しい音色が
ずっと聴こえていましたね。
ギターだけと思いきや、ベースソロでも
音源を出してるらしく、弦楽器強すぎでしょ。
ソロとはいえ、インストバンドが好きな人には
是非ぜひオススメしたいバンド…じゃなく
オススメしたい人ですね。





Earthists.
そしてトリ前は、ある意味
今回の主役ですね。
Tragic Hero Tour Japan を開催し、
カナダからThe Afterimage 、韓国からIN YOUR FACE
日本に呼んでくれた立役者Earthists.
これまでなかなか機会に恵まれず、
ようやく念願叶っての初Earthists.になります。
初見ながら少し残念だったのは、
音源のような儚げエモーショナルクリーンが
あまり聴けなかったことかな(´・ω・`)
しかし、それ以外はスクリームも申し分なし、
当然の事ながら楽器隊はタイトにテクニカルに、
何の問題もないEarthists.サウンドを叩きつけてきました。
今回は裏方での主役だった為、セトリは短めでしたが
その裏方の主役だからこそ、今回のツアーの開催、
そして海外バンドの招聘、sold outした公演を、
誰よりも喜んでいる様が見て取れました。
すげー個人的に賞賛したいことがあって。

外タレ…って言うのは言葉悪いな、
海外のバンドを日本に呼んで…

っていう、"外タレ"って言葉を
ちゃんと"海外のバンド"って言い直してくれたこと。
海外バンド、外国人バンドのことを
外タレって言うヤツ、ホント嫌いなんですよね。
それを言うヤツも、その言葉自体も。
その点、Yuiさんはきっちり直してくれた。
それだけでもう、自分は心の中で
誰よりも大きな拍手をしてましたよ。

ライブでは、原曲通りに
"Resonating Light"でfeat. ichikaやるとか、
"FLUX"でSam はいないにしても、
feat. Michael かfeat. Liam やるとか、
実際に面子が揃ってるから期待はしてたんだけど
そこは自分の願望だけに留まりました(。-∀-)笑
しかし、ラストの"Winterfell"まできっちりやり遂げ
今回の表の主役にバトンを渡します。





The Afterimage
トリはみんなお待ちかねのThe Afterimage
…って、ちょっと待った!
ツインギター、2人ともギターのヘッドないんだけど



何あれどうやってチューニングしてんの?(;゚Д゚)
実際に調べてみたら、『ヘッドレスギター』
ってのが、ちゃんと実在してるんですね。
にしても初めてヘッドレスギター見たわ。

そんな驚愕のギターを中心に、
バンドのバカテクが大いに発揮されていました。
新譜は発売日にiTunesで買って予習してたけど
EP期の曲の方が変態度かなり高くない?
ピロピロピロピロ、ガガガガッ!って、

 

おたくらの手に指に、どうなってるんだよ…

今回soldするほど集まったオーディエンスは、
やはりEP期から聴いてる人が多かったのか、
vo.Kyle がEP曲をコールする度に
大きな歓声が沸き起こってましたね。
中でもやっぱり"Onyx" あたりはすごかった。




新譜を中心に予習してた自分としては、
やっぱ新譜の曲来たら上がるけども、
Kyle 自慢のハイトーンクリーンがなぁ…
残念ながらあんまり出てなかったんだよなぁ。
"Secrets" とかも期待値高めだったけど、
あのクリーンが聴けなかったのはちと残念。
スクリームは圧巻だったし、先日のCNCCの
Bert みたいに、喉がダメだったとかじゃないとは思う。
あれだけのハイトーンをライブで再現する
ってこと自体が難しいのかもしれないですね。
そこはEarthists.も同じかな。
どちらも音源ではクリーンだったところを、
スクリームに置き換えてたりしてましたしね。
そう考えてみると、
スクリームとクリーンのスイッチがクソ上手く
90分以上20曲以上歌い切れるcoldrainMASATOとか、
クリーンのみだけど、音源を再現できるレベルの
ハイトーンをライブで出せるIssuesTylar とか、
同じDjent/プログレ界隈ならペリのSpencer とか、
やべー奴らはホントにやべーんだな…
って改めて実感しましたね。

曲毎に歓声が上がったり、
前線はジャンプにモッシュに勤しんだりと、
バンドも初の来日をとても喜んでいたようでした。
それはよく伝わってきた。

一通りライブが終わり、Earthists.を呼んで
ステージからの写真を撮り、アンコールへ。
何か順番おかしいなw
しかし、そんなアンコールが"The Void" で、
フロアは歓喜に包まれましたね。


SET LIST - セットリスト
(わかった分だけ)

01. Aquarium
02. Cerulean
03. Pursure
04. Distance
05. Onyx
06. Follow(?)
07. (1st EP?)
08. Deadlines
09. Secrets
10. Mirrors
11. Floodgates
12. (?)

en
13. The Void


※わかる方はリプでも、コメントでも構わないので、是非ご一報<(_ _)>




自分がフロアに入ってきた時は

既に人で埋め尽くされていて、

どこがどのバンドのマーチテーブルなんだか…

とりあえずドリンクカウンターの方に

Yuiさん見えたからそこに並んでみる。



Earthists.のTシャツげっとー\(^o^)/


ついでに少しだけ話を…


今日Earthists.のライブ初めてで…
かなり良かったッス!

Y:ありがとうございます!

実はブログ書いてて、去年
1stのレビューとかもしてたんですけど…

Y:あぁー!読みましたよ!

え、マジすか!w

Y:あのとき、めっちゃエゴサとかしてたんでw
いやー、良いこと書いてくれてありがとうございます!

こちらこそありがとうございます!
新譜は今年中にまた出るんですよね?

Y:そうっすねー、もうかなり進んでるんで

楽しみにしてます!
またレビュー書かせてもらいますね!笑
お疲れさまでした!ありがとうございました!
8月のNovelists も楽しみにしてますね!

Y:ありがとうございます!
是非また来てください!



もっとゆっくり話す時間があれば

1stの"Yuffie"と"Greyfox"のことも聞きたかったですが

列があったので、さすがに手短にしました。

そしてThe Afterimage の方に行くと

オレの前の人で、まさかのTシャツ完売!∑(°Д° ;)

マジかよsoldの力、恐ろしいな…

てか、大阪の分もなくなったのかな?

もしそうなら大阪さすがにちょっと可哀想だな…

と、思いながら会場をあとにしました。



という、

Tragic Hero Tour Japan

のライブレポでした。

セトリも完全に把握できていないばかりか、

いつもは写真も載せるんですが、

soldゆえのポジション的に、

写真も撮れる位置にいなかったので、

情報量が少ないレポになってしまったのは

心残りです…( ノД`)


写真で思い出したけど、

 


コレを守ってる人は誰もいませんでしたね(。-∀-)

Earthists.側も、客がガッツリ守ってくれるとは

思ってもいなかったでしょうが…

にしても、1分以上動画撮ってるとか、

何なら曲中ずーーーーーーーーーーーーーっと!

撮影してるヤツとかもいましたが、

 

そういうのは、こういったルールがなくても

どうかとは思いますけどねー(´・ω・`)-3



しかし、この初となるTragic Hero Tour

初日の今日は十分に成功でしょう。

もちろん他のバンド目当ての人もいたでしょうが、

The Afterimage 呼んでGARRETがsoldとは。

そんなにThe Afterimage リスナーもいたってのは

少し驚きました。

この盛り上がりが、明日の大阪でもあることを祈って

本日はこれにて終了。




Next Live Show
Outline In Color Japan Tour 2018
@渋谷CYCLONE