先日、食の大切さに少し触れさせては頂きましたが、皆様からなコメントやメールで頂戴したお言葉、逆に勉強させて頂きました。
前回の食の大切さは愛情のこもった食は素晴らしいと書かせて頂きましたが、本日は別な角度から食の大切さを書かせて頂きます。
皆様から頂きましたお言葉でとても共感できる言葉がありました。
それは食の情報が氾濫しているとの事でした。
私も食を扱う会社として情けない話だと思うのですが、ただ売れば良いという会社があるのも事実です。マスコミにも問題があると思いますが、ネタ不足だったり、視聴率目的だったりと。
だから私はある程度、マスコミ取材があった場合は選ばさせて頂いております。
残念ながら今の情報社会では、この氾濫は止める事は出来ないと思います。それは食だけではなく、全ての分野です。
そこで必要なのが消費者の方々がしっかりとした考えのもとで判断する事です。
私も当然ながら消費者になる時もあります。その判断基準は私も正直言って勉強中です。海産物ならある程度、判断出来ますが他の分野だとまだまだ知識が足りません。
私の場合は他の分野に詳しい方もいるので、今後も色々とお聞きしていきたいと思います。
そして我々、食を扱う会社ももっと、お客様がより良い判断を出来るように、役立つ情報を出していく事だと思います。
私はこう思っているのです。例えば私がホタテに関してきちんとした情報をご提供すれば、たとえ当店からご購入されなくても、お客様はきちんとした判断基準でホタテをご購入出来るのです。
これは本当に大切な事なのです。きちんとした食育をするため、食文化を守る事に繋がります。
当店からご購入して頂ければ嬉しいのは当然ですが、今私が話しているのはそんな小さな事ではありません。
自分自身の判断基準を上げる事が日本の食文化を守り、また見直す事になります。
みんなで頑張っていきましょう。