今年で66回目の広島原爆慰霊祭。そして、来週には長崎の原爆慰霊祭…。
再来週は終戦記念日…。
今年になって、亡くなられた方々もいることでしょう。
震災後の原発事故で、核の恐さを改めて感じた人もいたはず！
原発は核兵器ではないが、冷却がままならないとメルトダウンする。そして、目には見えない放射能が風に乗り、雨によって地表に降りそそぐ。
福島第一原発は、水素爆発を起こした。撒き散らされた放射性物質は、米ソ冷戦時代の核実験で撒き散らされた量を凌駕する。
核分裂反応中に爆発した訳ではないので、核爆発のキノコ雲は発生しない。
でも、チェルノブイリみたいに制御不能になり暴走して、爆発したら核実験並のキノコ雲になるかも知れない。
福島第一原発の1～4号機が冷温停止で安定するのは、まだ先の話。再び、冷却不能になればヨウ素やセシウムが飛散する。
都心部にも、ホットスポットが存在するし風向きによってはさらに遠くへ飛散するだろう。
今は質量の重いストロンチウム90やプルトニウムは、広い範囲には飛散していない様だが、粒子が小さくなり質量がより軽くなったら東京首都圏にも間違いなく飛んでくる。