国会でも話題になっている出来事が2つある。それが旧統一教会問題とジャニーズ事務所での性加害問題になる。前者は国会議員が絡むことから、国会でも話題にもなるだろうが、後者が国会の話題にすべきかどうかは分からない。
2つに共通することは、死者が出て初めて明るみになったということである。それがなければ、両方ともずっと隠されたままだったのではないかと考えてしまう。
旧統一教会問題については、安倍元首相が襲撃され亡くなっている。襲撃した容疑者が話題を提供したことになる。容疑者を追っていくと、両親が統一教会の信者でたくさんの奉仕を統一教会にしていた経緯が明らかになった。その両親の信仰が家庭を壊し、統一教会への恨みが大きくなり、関係者と思っていた安倍元首相を狙ったことになる。つまり、安倍元首相が襲撃され亡くなったことで容疑者に注目が集まり、統一教会と国会議員との関係も明らかになっていったことになる。もし、この事件が起きなければ、統一教会は活動を続け、国会議員の票集めに貢献することになり、統一教会と国会議員との関係は表沙汰になることもなく、続いていくことになったのだろう。
ジャニーズ事務所の性加害問題も、ジャニー喜多川の死によって明るみに出たことになる。それまで噂だけがあったわけだが、ジャニー喜多川の死によって多くの被害者が口を開いたことになる。被害者の数はあまりにも大きかった。こちらも喜多川の死がなければ、ずっと隠されたままになったいたのではないかと思われる。
どちらの事件も悪である。しかし、その悪がまったく隠されたままであったことの方が危険になる。誰も正しいことを口にしない、そんな国であって良いのだろうか。何かが間違っている。間違っていることを、しっかり口にすることがこの国には必要なのではないだろうか。統一教会に票集めをお願いしないといけない議員の集まりでは、致命的かもしれないが・・・。