11月に入り、日本全国紅葉に染まるシーズンがやってきた。紅葉は北海道から南下して、楽しもうと思えば全国を回りながら楽しめる。報道でも今週はここが見頃と話題を取り上げている。紅葉も黄葉も本当に見頃となり、皆さんはいろいろなところで楽しんでいることになる。それこそ有名どころから、近所を散歩しながらの鑑賞になることだろう。もう一つはライトアップである。観光地は夜も人を呼び込もうという意欲なのか、どんどんライトアップしていいる。もちろん、仕事をしている方々が紅葉を楽しむには、夜しか時間がないということもあるだろう。
愛知県の紅葉の名所に香嵐渓という場所がある。以前、香嵐渓の前を通って観光していた時に、せっかくだからと帰りにライトアップされた香嵐渓の紅葉を見ようと寄ったことがある。それは綺麗だった。ただ何となく全てが黄色に見えたような気もした。次の年にちゃんと見ようと思って、日中に香嵐渓に行ってみた。それはそれは美しかったし、感動した。紅、黄、橙、そのグラデーションが美しかった。「こんなにいろいろな色があったんだ」と感じたことを覚えている。そして、夜のライトアップよりも、日中の方が断然綺麗だと思った。
夜のライトアップも良いと思うが、やはり日中の太陽光のもとで見ることが楽しめるような気がする。曇りであれば、重みのある色を楽しめる。雨の日であれば、濡れて光る色を楽しめる。そんな楽しみ方をしても良いと思う。ライトアップの目的は何かと考えてしまう。