東京2020で思ったことをもう一つ。
東京2020に関連した番組で、アナウンサーは必ず次のことを言っていました。「これで日本の金メダルは◯個になりました」と。これはオリンピックでも、パラリンピックでも同じです。これを聞くのもうんざりしていました。「メダルの数なんでどうでもええやん」と。
新聞にも各国のメダル数が掲載されます。これは何を意味しているのでしょうか。金メダルを取れる国は、国力があることを示している以外のなにものでもないと思います。オリンピックと政治は無関係と言われ続けてきましたが、ロサンゼルスオリンピックから政治の介入が取り沙汰されるようになりました。それが国同士の覇権争いにつながっていったように思います。その争いがスポーツにまで及んだいることを示しているのが、国別のメダル獲得数のように感じてしまいます。
それとアナウンサーが叫ぶ「金メダル、、金メダルを獲得しました!!!」というのも気になります。叫びすぎというのでしょうか。耳障りになってきました。勝ったことが重要であって、そのご褒美にメダルが与えられるように思うのです。国も、メディアもメダルに固執しているように感じています。
それとメダルの3人だけが脚光を浴びて、入賞した選手への賞賛が少なすぎると感じます。その最たる例は、陸上女子1500mで8位入賞した田中希実選手。日本女子の中距離で世界で入賞するということは、物凄い快挙になります。にもかかわらず、レース後にはすごいすごいと言いながら、その後はクローズアップされなくなる。メダルを取った人は、いつまでも注目され続ける。もっともっと入賞した人にも、光が当たり続けて欲しいと感じるのはおかしいでしょうかね。参加した人にも光が当たり続けてほしい。
オリパラは祭典と言われます。祭典にメダルは必要なのかと考えます。勝ったことを称えるのであれば、ブーケでも十分のように思います。それとも、選手はメダルでないとモティベーションが上がらないのでしょうか。ブーケを8位入賞者までプレゼントして、称えてあげれば良いと思ってしまいます。もちろん、優勝した選手のために上がる旗はオリンピック旗で良いと思います。
何か大きな改革がないと、オリパラを純粋に見ることができなくなっている60過ぎのおじさんです。もうメダルを授与することは無くした方が良いと思ってしまいます。メダルがなくても楽しめる祭典になるのではないかと思うのですが・・・