オバマ米政権で企業幹部報酬の特別監督官を務めるケネス・ファインバーグ氏は23日、公的資金が投入された金融危機の最中である2008年後半から09年初頭にかけて、17銀行の幹部報酬で約16億ドルが過剰に支払われたと述べた。

 

同氏は、払い過ぎた過去の報酬の返還を求める権限はないとした上で、将来の危機において幹部への賞与や特別手当などを「再編、削減、中止」する方針を採用するよう各行に呼び掛けた。


 

同氏は公的資金の注入を受けた419行の報酬慣行を調査している。


 

ファインバーグ氏は、英石油大手BPがメキシコ湾原油流出事故への対応で創設する補償基金の管理者に任命されており、この仕事に専念するため報酬特別監督官を今夏退任する予定。


(ロイター)