4月30日のWTI6月渡しは前日比0・98ドル高の1バレル=86・15ドルで取引を終えました。
主要限月の終値としては4月6日以来、約3週間ぶりの高値水準とのこと。
1~3月期の米GDPが3四半期連続でプラス成長となったことが買い要因のようですが、
今後の影響としては、原油流出事故が気になります・・・
メキシコ湾の海底油田を掘削していた施設が爆発・炎上し海底油田からの原油流出が続いている事故で、流出した原油が30日には、現場の北部に位置するルイジアナ州沿岸に迫り、悪天候で対応作業に支障が出るなか、環境災害の懸念が高まっている。
原油の沿岸漂着を防ぐために作業員らが29日に設置した高さ約30センチのビニール製の柵には強風と高波が打ちつけ、30日までには悪天候のために一部が壊れる事態となっている。
ビニール製の柵は他にも、湾岸のはしけに打ち上げられ、付近にはこうした柵を再設置する作業員の姿は見られていない。このためルイジアナ州沿岸の大半は保護用施設がない状態となり、地域住民の間では不安が広がっている。
ルイジアナ州沿岸は地形が複雑で、沼地や湿地帯が広がっていることも、柵の設置を困難にしている。
ジャネット・ナポリターノ米国土安全保障長官はこの日、当地を視察し、現地の原油流出を「国家の重大事」に指定すると表明した。これにより、原油流出を止めるとともに浄化作業に向け、連邦政府が一層の人員と資源を同地域に集中することが可能となる。
(ウォールストリートジャーナル 日本版)