上場企業の配当が増加に転じる。
2010年3月期の下期の配当総額は前年同期比5%増になる見通し。半期ベースの配当が増加するのは09年3月期の上期以来、3半期ぶり。増配もしくは復配する企業数も5割増となる。企業業績の回復に加え、金融不安が後退し手元資金の確保を優先していた企業が株主配分に力点を置くようになった。来期にかけても増加が続けば、株価や個人消費の押し上げ効果もありそうだ。
3月期決算の上場企業で、03年度の下期から配当を比較できる2311社を対象に集計した。下期の配当総額は前年同期比5%増の2兆7917億円になりそうだ。対象企業のうち、17%にあたる397社が下期に増配もしくは復配を予定。増・復配企業数は前年同期比で5割増となった。一方、減配する企業は403社と半減する。(日経)