<BTT>2007年、ソシのライバルたち ~ワンガ編① | GG Times

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旧名:ソシペンス・ドラマ 「浪速の9人」、tk39fishのブログ

というわけで、ちょっと長めの出張に先駆けて、書きためておこうと思ったのに、結局バタバタでできませんでした(-_-;) 悔しいのでさかのぼりのアップです。

どれくらい楽しんでいただいているのか、さっぱり解りませんが、自己満足の2016年、引き続き昔を振り返って楽しんでまいります。

今回はBTTシリーズ第一回で、ちらりと話題にあげたソシのデビュー当時のライバルたちの、デビュー作品を、いろいろと比較しながら見て行きたいと思います。まずは、ソシよりも約半年早くデビューを飾ったJYPエンタのガールズグループ、WonderGirlsであります。JYPといえば、昨年デビュー以来、猛威をふるっているTWICEの所属事務所でもありますが、K-POPの歴史の中でエポックメイキングなシーンを生みだすのが得意で、SMEよりも面白い事務所だと個人的には思っています。欧米の音楽シーンを意識している"しゃくれアゴの社長"ことパク・ジニョン氏のスタイルが、良くも悪くもこの事務所のカラーになっていると言えますな。WonderGirlsの面々も、そんな彼の欧米コンプレックスのとばっちりを受けて、いち早く、アメリカ本土に殴り気味をかけさせられて、不遇の時代を送ることになりますが、デビュー直後は、いわゆるK-POPの代名詞ともいえる"フックソング"の手法を用いた楽曲で一躍スターダムに昇り詰めたのでした。爆発的なヒットは正規第1集アルバムに収録された『Tell Me』まで待つことになりますが、2007年2月発売となったデビューシングル『The Wonder Begins』も、なかなか興味深い楽曲揃いの1枚になっています。

では早速、そのジャケットを見てまいりましょうか。



はい、こちらがジャケット本体のオモテ・ウラ。赤、白、黒を基調にしたデザインでちょっとオトナな感じのコンセプトです。可愛らしさというよりは、クールでスタイリッシュなイメージでしょうか。このあたり、ソシのデビューコンセプトとはあきらかに違いますね。メンバーの目線も挑戦的な目つきです。

簡単にメンバー紹介をしておきますと、中央にドドンとかまえているのがソヒ。当時は彼女がワンガの顔ともいえるポジションだったようです。そして左手前で床に座っているのがソンミ。彼女は2010年にアメリカ活動終了と同時に活動を一時中止し、現在また復帰していきています。そして椅子に座っているのが、ご存知の方も多いと思いますが、いまやK-POP界のセクシーアイコンと化して、イ・ヒョリの後継者に育ちつつある、現4minuteのヒョナ嬢であります。ちなみに彼女はこの後すぐに体調の不良を理由にワンガを脱退するので、ワンガとしてのヒョナを見れるのは、この1枚だけ。そして後方、髙そうなアンティークオルガンの上でドヤ顔している2人は、向かって左が"ワンガの母"ソネ、右が"ワンガの父"イェウン。ともに89年生まれで、この時点ではグループ最年長(他の3人は全員92年生まれ。後にユビンが加入すると彼女が最年長に)。年齢的にはほぼソシと変わらない感じですね。

ちなみにソネは、2001年にSBSで放送された番組「JYP パク・ジニョンの英材育成プロジェクト 99%の挑戦」で最終選抜され、イェウンは2007年1月のMTV・Daum主催「UCC スター選抜大会」で選抜され、残りのメンバーはオーディションなどで選ばれています。そう考えるとTWICE的な手法は、随分と昔からあったわけですね。時期的には、おそらく1997年から始まった日本の「ASAYAN」でのモー娘。の企画が元になっているような気がしますが。

さてジャケットの観察に戻りましょう。



最初の見開きはコンテンツになっています。「Wonder girls, 1st single album The wonder begins」とあり、その後に「001 Irony 002 Bad boy 003 미안한 마음 004 Irony(Tae Kwong - Daybreak Remix)」と曲目が書いてありますね。活動曲は1曲目の『Irony』だったわけですが、シンプルな楽曲ではあるものの、ソシのデビュー曲と比べると、若々しさや華やかさはちょっと感じにくい一曲です。あまりヒットしなかったのもそれが理由かと・・・。渋すぎるぜ、JYP。でもMVは面白い。JYPのお得意なコメディタッチのストーリーものですが、この時期にやっていたアリッサ・ミラノが出演していた米ドラマ『チャームド~魔女3姉妹~』をなんとなく彷彿とさせますね。このMVのシチュエーションは結構キュートなのに、なんでジャケはこんなクールになっちゃったんだろうな。

★Irony MV


しかし、このMV見てて思うのは、ヒョナの滲み出るオーラというか、ダンスも他のメンバーとの違いをハッキリと感じさせてしまいますね。おそるべし。

そしてジャケットは、まず5人のポートレートから。ソネがブルー、イェウンがグリーン、ソンミがパープル、ヒョナがイエロー、ソヒがレッド、といったイメージカラーになっている感じですね。MVの中での色分けとはまったく一致しませんけども(-_-;)



このポートレートのイェウンは好きなんだけどなあ。ソンミもなんとなくソシのマンネっぽく写ってますな(それ以外はまったくそんなふうに見えないんですけど)。



ソシのジャケットと比べると、やはりどこかクールな雰囲気で、一人ひとりの写真も大判でドカンと抜かれている感じです。一人ひとりのバックグラウンドを見せていこうという意図を感じるのは次からのメッセージのページでもそう。



このページ、テキストの部分はすべて各メンバーからの「Thanks To」のページ。各メンバーがデビューにあたっての感謝の言葉を、ズラズラズラ~っと書きたてています。翻訳したら面白いのかもしれませんが、そんなパワーはないので割愛(笑) 一番下にはサポーターということで、各メンバーを応援している(おそらく業界人やスポーツ選手など)著名人のメッセージが入っていたりしますね。こうした「お世話になった皆さんありがとう」ページはK-POPデビューアルバムにはお決まりのコンテンツですが、ソシに関してはデビューシングルにはそれに相当するページはなく、2枚目の第1集正規アルバム『少女時代』を待つことになります。グループによってはデビュー作に関わらず、毎回のように「Thanks To」ページを設けているケースがありますが、ソシは意外とないんですよね~。事務所の方針なのか、どうなのか。謎です。

というわけで、後半戦は次回!