◆相変わらずのSME太っ腹ぶり。
随分前にもちょっと触れたことがありますが、everysingで今回もうならされたことがひとつ。それは、DSPやJYP、YGなどの他の事務所のアーティスト商品も販売されていること。これはSMEの独断で実施されていることなのか、他の事務所でも似たようなことをしているのか、はたまた、業界内でそういう取り決めがあるのかは解りませんが、大きな陳列棚まるまる使って、ライバルたちのCDを販売している姿は、もうなんか貫禄バリバリです。T-ARAなんて、CDのみならずグッズまで売ってありましたよ(^_^;)

◆2種類の観客。
1日目は33区画で、スタンドの最上部ブロックの中ほどの席でした。その日驚いたのは、まだライブ中盤にさしかかった位のタイミングから、ポロポロと帰っていく観客が目立ったことです。時間にして、まだ21時にもなっていない辺りです。「えー!これからやん!」と、一緒に見ていたチングたちと驚いたのも束の間、アンコール前になると、結構な勢いで皆さん帰っていくではありませんか?!「アンコールが面白いのに~」と内心思いつつも、電車やバスの時間が迫っているのかもしれないな、と彼らの事情を推測してみたり。でも、それで終わりではありませんでした。アンコールステージが終わり、エンディングの「Touch The Sky」が流れ出したとたん、背後でもの凄い数の気配が動いたのです。振り返ると、僕らの後ろはスッカラカン!2,3人のヨジャが座っているだけになっていました。まだ、ソシたちが客席に挨拶をして回り出すぞ!というタイミングです。「まじか~!?」と驚きつつも、「今なら後ろ誰もおらんから目立てるぞ!」と立ち上がって、みっともないほど手を振りましたが(笑) 日本のソシコンでソシがステージ袖に消えるまで見届けたい!と毎回思っていた僕らにとっては、ちょっと衝撃的な光景でした。
2日目は12区画。レポでも書いたようにDEEPな韓国SONEの皆さんで埋め尽くされたエリアです。声援のテンションは1日目と比べ物にならず「ああ、やっぱこうでないと」などと思っていました。中盤頃に、二人のBOYSがどこからか駆け込んできて、スタンド最前列の策の前に座り込みました。しばらくして、スタッフのお姉さんが険しい顔で注意しにきます。でも、2人は退くそぶりを見せて再び、その場に座り込み(笑)「まあ、そういうお年頃なのね」と納得させておりました。事態が一変したのはアンコールの時です。ソシが登場するや否や、後列に座っていただろうファンが、ドドドドッ!と柵前に押し寄せてきました。僕はちょうど端の席だったんですが、策の前のみならず、左側の通路にナムジャを中心とした人の山が出来ていました。更に彼らは、平然とスマホやごっつい一眼レフを手にして、バッシャバッシャ撮影をするではありませんか。スタンドだから、というのもあるのかもしれませんが、スタッフがやってくるたびに離散してはまた舞い戻ってパシャパシャ!の光景は結構衝撃的です(笑) まあ、そうした人たちの写真がWEBでアップされて、ライブを見に行けない人たちの溜飲を下げる材料にもなっていたりするのでしょうが、ほぼ無法地帯の様相を呈しているのは、アンコールだからなのかもしれません。いや、迂闊なことは言えませんが、アンコール以降は"見て見ぬふり"的な暗黙のルールでもあるんだろうか?と思ってしまいましたね。真相はどうなんでしょうか。

◆日本SONEという新種。
会場に来て思ったのは、日本のようにコスプレ系SONEや、コピユニ系SONEの姿がほとんど見当たらないこと。あ、いた!と思ってみると、日本でよく見かけるコスプレさんだったり、JDSDの面々だったりしました(笑) パラパラと日本人以外の方もコスプレをしているのは見かけましたが、到底日本の比ではありません。ましてや、地元・韓国ヨジャによるコピユニなんて皆無です。毎回、ソシが決まり文句のように「日本の印象=コスプレ」という話をするのも頷けます。コスプレを見かけたらまず日本人だと思え!女装を見つけたら、まずよっちゃんか総帥だと思え!というのは、SONE界の定説になりそうです。地元メディアもこぞってカメラを向けていました。それだけに物珍しいのでしょう。オリジナルの応援シャツですら、韓国SONEからすると異色に見えるのでしょうね。そして、先の記事でnostalgiaさんがコメントいただいていたように、開演前の「Let's Go!Soshi Let's Go!」のコールも、日本特有の文化だということが痛いほど解りました。初日、アリーナ後方左手あたりから、一瞬だけ聴こえた例のコールは、なぜか違和感バリバリで、当人たちもそれを察してか、すぐさまフェードアウトしちゃいましたが・・・。同様にホイッスルでのアンコールアシスト。まあ、こちらは一部の韓国SONEも吹いていたのを見かけたので、いまや日本SONE特有ってわけじゃないのかもしれません。確かにアンコールの掛け声を揃えるのに一役は買っていた気がしますが、あれもホイッスル担当そのものが闇雲に増えると元の木阿弥になってしまう印象でした。そんなあたり、明らかに日本のSONEは、本国SONEと異なる進化をしているようです。日本固有の楽しみ方として、はなっから否定はしないまでも、nostalgiaさんのおっしゃるように、もともとあるその国の慣習のようなものは大事にすべき、そんな風には思いましたね。これからますますグローバライズされていくであろう日本SONEたち。メディアを通しての注目も高いので、いろんな意味で言動に責任を持ってのぞみたいと思いました。
