宗教に関して衝撃的だった記憶
たしか、ちびまる子ちゃんが流行っていた頃だったので、小学3年生くらいだったと思います。
当時は、まだ家族全員が同じ宗教を信仰していた時期。宗教の分裂が起こる前のことです。
我が家は広く、よく宗教の会合や集まりに使われていました。
選挙が近づいたある日、庭には信徒たちの自転車やバイクがずらりと並び、家の中は人で溢れていました。
その夜、集まった子どもたちは、ちびまる子ちゃんのテーマソングを歌っていました。
その集まりの中で、今でも忘れられない「パフォーマンス」が行われました。
父がどこからか手に入れた、政敵候補のポスター。その顔の部分だけが切り取られ、風船に貼り付けられていたのです。
それを、先端に爪楊枝のようなものがついた刀のおもちゃで、父が突いて割るというパフォーマンス。
そのパフォーマンス後、拍手が起こっていました。
父が主導していたのだと思います。
でも、あの場にいた大人たちは、その光景をどう感じていたのでしょうか。
私はその瞬間、心が凍りつくような衝撃を受けました。
誰かを応援するのは自由なこと。
でもこれは違う。これは“応援”ではなく、誰かを傷つける行為。
子どもながらに、これはおかしいと思いました。
今にして思えば、選挙・宗教が交錯するあの空間に、子どもがいたこと自体が異常でした。
私はただじっと、あの“パフォーマンス”を見つめていました。
この出来事も綴っておこうと思います。
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