過去の事を綴っている途中ですが
昨日の夜にまた襲ってきた、あの感覚の事を書かせてください。
昨日の夜に、何日かぶりに
あの感覚が、また襲ってきました。
呼吸が浅くなり、息を吸ってもなかなか息が体に入っていかない
胸とみぞおちのあたりが、身体の内側から、ぎゅっと固まっていく。
そして、脳の奥。
中心からドクンドクンと波打つような感覚が広がって――
そのリズムとともに、意識が少しずつ遠のいていくような気がして、
全身から力が抜けていきそうになる。
ああ、倒れそうだ。
でも、私は倒れない。倒れたことが一度もない。
きっと倒れられないのです。
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この感覚に、「名前」はあるのでしょうか?
「パニック発作」と呼ばれるものなのかもしれない、と思った事もありました。
でも、私はいわゆる“取り乱す”ことをしたことがありません。
外見上、過呼吸になったり、人前で叫んだりすることもありません。
ただ、静かに、でも確実に、体と心が崩れていきそうになるのを感じている。
「倒れた方が楽かもしれない」と思っても、倒れたことは一度もない。
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この症状について、これまで医師やカウンセラーに伝えたことはあります。
でも、誰も「それはこういう状態ですね」と名前を与えてくれることはありませんでした。
だから私は今でも、これは「頑張ればなんとかなるもの」なのか、
「弱さ」なのか、「病気」なのか、わからないままです。
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でもひとつだけ、はっきりしていることがあります。
この感覚は、初めてではないのです。
私は子どもの頃、実家で父に殴られたあと、
この感覚をはっきりと覚えています。
顔や足から血がにじみ、
殴られた場所がズキズキと痛み、
体が重たくて、ソファに横たわるしかなかった日。
痛いけど、「私の体は痛いんだなぁ〜」とどこか客観的、
ズキズキ、ドクンドクンとするのを感じ、
そして、そのまま横たわっている。
あれだけ殴られても、生きてるなぁ…
台所からは、
母が父の夕飯とお酒を用意している音が聞こえていました。
私はまるで存在していないかのようだけど、周りは動き続けている。
そんな感じがしました。
⸻
私が子どもを産んだあと、
あの感覚は、また頻繁に私を襲うようになりました。
今度は、誰かが私を直接傷つけるような状況ではなかったのに。
何もない、平和なはずの毎日――
けれど、私は確かに毎日のように、あの感覚に飲み込まれていたのです。
子どもをプリスクールに送り届けて、
帰り道、ひとりで運転しているとき。
毎回、毎回――
運転しながら、あの感覚が始まるのです。
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不安が、胸の奥からせり上がってくる。
なのに、私は現実では安全に運転している。
信号も見えているし、ブレーキも踏める。意識もちゃんとある。
だけど、体の内側では何かが渦を巻いていて、意識がふっと抜けそうな不快感が続く。
私はこの不快感を体から出したく、胸を叩くのです。
絶対に倒れたりはしないと分かっているけれど、
どこかで「このまま消えた方が楽なのではないか」と
思ってしまうような、名前のない不快感。
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その後にも何度も何度も、どの場所にいても
この感覚に襲われることがありました。
これが一体、何なのか。
どうして何も起きていない“はず”の場所で、こんなことが起こるのか。
私には、まだその正体がわからないままです。
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読んでいただきありがとうございます。
明るい内容ではありませんが、
前向きに回復していくための記録として綴っています。
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