今日は「中年太りについて、最近の通説」を話したいと思います。


 


40代とか50代になって若い頃と比べて、年とともに代謝が減っちゃうから、太りやすくなっちゃうよね。


 


っていう話がよく聞く話でした。


 


でも、


 


これは最近の研究だと20代半ばから60歳ぐらいまで代謝は、ほぼ変わらないっていうことが分かってきました。 



で、


 


その中年太りにならないための結論を言っちゃうと▼


 


①すこし食べる量が増えてしまった


②筋肉の質が劣化しちゃう。運動が大事ってこと 



「なんだよ。そんな当たり前じゃん!」って思うかもしれませんけど、


 


そもそも、


 


何で食べ過ぎてしまうのかっていうことも明らかになってきてます。 



ざっくり言ってしまうと、「お腹いっぱいだよ!」っていう信号が若い頃と比べて遅いからです。


 


だから、


 


「満腹だよ!」っていう信号が届く前にバクバク食べ余計に食べちゃう。それで太ってしまうということが分かってきてたりします。


 


対策としては、時間をかけて、ゆっくりご飯を食べる。


 


噛む回数を増やすことで、結構中年太りを防げたりしちゃうっていうのが分かってきてます。 



この「少し」の食べ過ぎっていうのが結構肝だなと思っていて、


 


満腹信号が来るまでに、例えばおにぎり1個分毎日余分に食べてしまうと考えると、


 


それを毎日


半年、1年、5年、10年と考えると膨大な量を食べてしまうことになる。


 


そういう小さな食べ過ぎの総量で中年太りになってしまう。


 


これが①の原因で、


 


もう1つ目が最初に言った運動ですね▼



世界の20カ国の調査で、座ってる時間が長い国を調べた結果なんですが、


 


そしたら最も長かったのが日本人。


 


だいたい1日に420分、7時間ぐらい座ってるみたいなんですね。 



例えば主婦の方で、ちょっと調理場に立つとか立ってお料理を作るとか食器を並べるとか、そんな風な体を使うだけでも座り続けるよりはいい。


 


十分いい運動になる。 



高齢の方で、特に男性だと調理場に立たない場合が多かったりする。


 


すると座ってる時間が7時間かかり、睡眠時間は8時間ぐらいかかってるわけですと、


 


もうほとんど横になるとか座ってるとかしてになる。


 


すると、


 


認知症のリスクも高まっちゃったりしますよね。


 


いや、本当に運動って大事で、


 


運動っていうのは治療だと個人的には思ってます。 



とにかく今日は中年太りの通説が変わってきたよというお話をしました。 



ざっくりまとめちゃうと▼


 


①食べ過ぎないこと


②運動すること


 


とよく聞く話ではあるんですけど、もう一歩踏み込んでお話ししてみました。 



こういった健康とかダイエット関係の研究って、もう3年5年10年ってかかると、180度変わったり、全然違ったりする。


 


だから、


 


その都度その都度の、新しい情報を仕入れていけばいいんじゃないかなと思います。


 


それではまた!