節電で乗り越える夏は食中毒にご用心
食中毒といえば、湿気の多い梅雨や気温の高い夏さえ気を付けていれば安心と思ってしまいがちですが、実..........≪続きを読む≫

(長めのニュース記事なので、
 お時間のあるときに、リンクを押してお読みください)


関東では、ようやく残暑が過ぎ去り、

空気も乾いてきて、

過ごしやすい季節を迎えました。


しかし、夏が過ぎ去っても、

食中毒に気をつけていただきたい時期は、

まだまだ続きます。
(一年じゅう、気をつけていただくのが理想的です)


調理前や調理中の手洗い手洗い

調理器具の洗浄ならびに消毒・殺菌(煮沸消毒、アルコール消毒)などと並んで、

加熱調理料理オーブンは、食中毒を防ぐ有効な手段です。

(ニュース記事にもあるとおり、
 加熱しても死滅しない細菌や
 不活化しない毒素もあります。)


熱に弱い細菌やウイルスなら、

加熱調理を済ましてしまえば、

もう大丈夫!!


と安心しきってしまうと、

思わぬ落とし穴にはまってしまいます注意




僕はかつて、4年半の間、

委託給食の会社で仕事をしていました。


委託給食会社は、

一度の食中毒が命取りになってしまいかねないため石川県

食中毒を起こさぬよう、

細心の注意を払います。

(受託先によっては、
 生の食品は、野菜、果物も含めて一切提供しません)


そんな給食業界で、

食中毒の原因として多いのが、

「二次汚染」です。

(ノロウイルスによる食中毒では、
 ほとんどが二次汚染によるものです)


加熱済みの食品に、

細菌やウイルスが付着して、

食中毒が発生してしまうのです。


加熱前の食品であれば、

その後、殺菌、ウイルスや毒素を不活化することができます。


しかし、加熱後の食品では、

殺菌、不活化できる工程がありません。



二次汚染による食中毒を防ぐために、

各ご家庭で気をつけていただきたいことは、

・加熱した食品に直接手を触れる前には、
 必ず手を洗う
 (できれば、手洗い後アルコールで消毒する)

・生の食品に触れた後、洗浄、消毒していない
 調理器具に、加熱した食品を触れさせない

・加熱した食品にはラップや蓋などで覆いをする

というように、

できるだけ加熱後の食品が汚染されないようにすることです。


焼肉やバーベキューなどで、

生の食品用お肉焼きあがった食品用焼肉

トングトング、お箸などを使い分けることも大切ですね。