「石麻呂(いわまろ)に われもの申す
夏痩(や)せに よしといふ物ぞ
鰻(むなぎ)とり食(め)せ」
(『万葉集』より引用)
冒頭の和歌は、
大伴家持(おおとものやかもち)が、
夏痩せで困っている友人の石麻呂氏に、
鰻を捕ってきて食べるよう勧めたものです。
(ちなみに、
「だからといって、鰻を取るために川に入って流されるなよ
」
といった趣旨の歌も万葉集に収載されています)
その頃から、
鰻は夏痩せ、夏バテに効果がある食べ物だと
知られていたのでしょう。
鰻には、たんぱく質や多種類のビタミン、ミネラルが豊富に含まれていますが、
その中で今回取り上げるのは、
ビタミンB1。
ビタミンB1は、
糖質(炭水化物)をエネルギーに変える際に必要な栄養素です。
これを意識して摂ることで、
夏痩せ、夏バテのリスクを減らし、
ひいては熱中症にかかる危険性を少なくしよう
というわけです。
(注:ビタミンB1を摂れば、夏痩せや夏バテが完全に防げる、
ということではありません)
―
――
――
――
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――
――
――
――
―
さて、以前、『熱中症対策~2~』 に、
「暑くなると食欲が落ちて、
冷たいもの、のど越しの良いものに偏って食べてしまう」
といった内容のことを書きました。
冷たい麺類
、アイスクリーム
、
ジュース
やスポーツドリンク類
などなど。
決して食べないで(飲まないで)ください
ということはありませんが、
食欲がないからといって、
そればかりになってしまうと、
糖質に栄養が偏ってしまいます。
エネルギーの素となる糖質を多く摂ると、
必要量が増えるのが、
糖質を処理するビタミンB1。
糖質と併せてビタミンB1もしっかりと摂ってエネルギーを作り出す。
そうして、夏痩せ、夏バテのリスクを減らし、
暑い夏、今年の場合は大規模節電の夏を
元気に過ごしていきましょう
では、ビタミンB1は、何に多く含まれているの?
ビタミン剤やサプリメントで補うこともできますが、
私としては、食べ物から摂ることをお勧めしたいです。
(サプリメントは「栄養補助食品」ですが、ここでは「食べ物」から除外します)
冒頭、写真で登場した鰻のほかには、主だったところとして、
動物性食品……豚肉
植物性食品……大豆、胚芽、にんにく etc.
(もっと詳しくお知りになりたい方は、
書店の料理、あるいは家庭医学のコーナーで探してみてください)
多くのエネルギーを必要とするスポーツ選手への献立では、
肉は豚肉を中心に使うことが多いのです。
―
――
――
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――
――
――
―
明日、8月2日は、
今年2回目の土用の丑の日。
鰻を召し上がりながら、
夏の暑さと戦っている
ご自身の体をいたわってみては
いかがでしょうか。
夏痩(や)せに よしといふ物ぞ
鰻(むなぎ)とり食(め)せ」
(『万葉集』より引用)
冒頭の和歌は、
大伴家持(おおとものやかもち)が、
夏痩せで困っている友人の石麻呂氏に、
鰻を捕ってきて食べるよう勧めたものです。
(ちなみに、
「だからといって、鰻を取るために川に入って流されるなよ
といった趣旨の歌も万葉集に収載されています)
その頃から、
鰻は夏痩せ、夏バテに効果がある食べ物だと
知られていたのでしょう。
鰻には、たんぱく質や多種類のビタミン、ミネラルが豊富に含まれていますが、
その中で今回取り上げるのは、
ビタミンB1。
ビタミンB1は、
糖質(炭水化物)をエネルギーに変える際に必要な栄養素です。
これを意識して摂ることで、
夏痩せ、夏バテのリスクを減らし、
ひいては熱中症にかかる危険性を少なくしよう
というわけです。
(注:ビタミンB1を摂れば、夏痩せや夏バテが完全に防げる、
ということではありません)
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―さて、以前、『熱中症対策~2~』 に、
「暑くなると食欲が落ちて、
冷たいもの、のど越しの良いものに偏って食べてしまう」
といった内容のことを書きました。
冷たい麺類
、アイスクリーム
、ジュース
やスポーツドリンク類
などなど。決して食べないで(飲まないで)ください
ということはありませんが、
食欲がないからといって、
そればかりになってしまうと、
糖質に栄養が偏ってしまいます。
エネルギーの素となる糖質を多く摂ると、
必要量が増えるのが、
糖質を処理するビタミンB1。
糖質と併せてビタミンB1もしっかりと摂ってエネルギーを作り出す。
そうして、夏痩せ、夏バテのリスクを減らし、
暑い夏、今年の場合は大規模節電の夏を
元気に過ごしていきましょう
では、ビタミンB1は、何に多く含まれているの?
ビタミン剤やサプリメントで補うこともできますが、
私としては、食べ物から摂ることをお勧めしたいです。
(サプリメントは「栄養補助食品」ですが、ここでは「食べ物」から除外します)
冒頭、写真で登場した鰻のほかには、主だったところとして、
動物性食品……豚肉
植物性食品……大豆、胚芽、にんにく etc.
(もっと詳しくお知りになりたい方は、
書店の料理、あるいは家庭医学のコーナーで探してみてください)
多くのエネルギーを必要とするスポーツ選手への献立では、
肉は豚肉を中心に使うことが多いのです。
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――明日、8月2日は、
今年2回目の土用の丑の日。
鰻を召し上がりながら、
夏の暑さと戦っている
ご自身の体をいたわってみては
いかがでしょうか。