15分間の休憩を挟んで、
2nd Stageが始まりました。


1stとは違って、現れたのはYASSさんひとり。


松ヶ下さんが弾くと思っていた、
大きなグランドピアノピアノの前に座りました。


私が見た限りでは、4年近く前にSTB139(スイートベイジル)で、

『Words For You』を弾いて以来のYASSさんのピアノ。

その大きな手から奏で始められたメロディは、

半ばあきらめかけていたくらい、

いつかは聴きたいと長く待ち望んでいた曲……


『流れゆく時の中で』

あまりの不意打ちに、私、放心状態……

とはなりませんでした。

両膝の前で手を組んで、
じっくりと聴かせていただきました。


原曲のキーボードはハープシコード系、やや固めの音色ですが、

ピアノに置き換わると、YASSさんの弾くリズムとの相乗効果でとても優しい……


至福の4分間(測ったわけじゃないですが)でした。


一度立ちかけて、改めて座り直したYASSさん。

まさか、進行を間違えかけた!?

的な笑い声が上がった後、

『夏の日の午后』

演奏が終わり、

このくらいのテンポだったら……

とYASSさん。

いえいえ、サプライズの要素も加えて、
いい曲、素敵な演奏を聴かせていただきましたm(_ _)m

『ふと思うこと』


私は初めて聴いた曲。

後で歌詞を確認したら、
ほんの数行のアカペラです。

とてもシンプルな内容ですが、
内容がストレートに伝わってくる、いい歌です。


ここでちょっと長めのMC。


――なぜインディーズになってまで、音楽を続けるのか?

1990年代半ば、オフコースの頃から契約していた大手レコード会社を離れ、
数社を渡り歩いた後、大手との契約に至らず、
ダブルネックレコードを立ち上げました。

大手が契約してくれないのなら、
音楽をリリースしていくのを止めてしまおうか……。

インディーズでは販路などの問題でレコードなどが大量には売れず、
ビジネスとしては成り立ちません。


しかし。
YASSさんはいろいろと考えた上で、

自分がいいと思うものを手を抜かずに続けていこう、
少しでもみなさん(われわれ聴く側)につながっていければいい、


と、現在に至っているとのことでした。


私は何も言わず、YASSさんの音楽についていくだけです。


続いての曲は、

『サンクチュアリー』

大津あきらさんの話を挟んで、

『憧れという名の汽車』

2曲とも大津あきらさんが詞を書かれた曲です。

大津あきらさんの故郷、山口県長門市でライブをしたことが思い出に強く残っているようです。


ここでサポートメンバーのみなさんが再登場。
YASSさんからメンバーひとりひとりの紹介があり、
松ヶ下さんが紹介されると客席からは、

松ちゃ~ん!!

この日も松ヶ下さんのファンの方がお見えになってました。

それともYASSさん、松ヶ下さん両方のファンの方でしょうか。


次はステージを盛り上げるには欠かせない存在となってきたナンバー、

『Believe In Our Smile』

いつもの客層とは少し違っていたので、
かすかな不安がありましたが、

♪Yeah Yeah!!

しっかり盛り上がりました (ノ^^)ハ(^^ )ノ


『オマエとあの娘』

久しぶりに聴きました。
歌詞の内容はしょぼんですが、
メロディー、アレンジは大好きです。


『Keep On Running』

ツアーでもおなじみの1曲ですね。


YASSさんのソロもいいですが、
バンドだと吉岡さんのベースが映えてカッコイイです。
(そういうアレンジに変えてあるのでしょう。
 みんなでやってるんだ、っていうYASSさんの気遣いでしょうね)


(続く)