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今日、7月24日は土用丑の日。


今年、2008年は夏の土用丑の日が2回あります。
(もう1日は8月5日)


さて、土用丑の日には鰻を食べる習慣がありますが、
それは何に由来するのでしょうか?


時は江戸時代――

商売がなかなか上手くいかずに困っていた鰻屋の主人が、平賀源内に、

どうしたら鰻が売れるようになるのか

と相談をしたそうです。

源内は店先に、

「本日、土用丑の日」

と貼紙で宣伝させました。

物知りの源内の言うことなら本当だろう

と人々は信用し、鰻屋が繁盛したことから、
それが広まり、夏の土用丑の日に鰻を食べる習慣が根付いた

という説が強いようです。


その江戸時代よりはるか昔に編纂された『万葉集』。

その中に、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ、
次の歌が載っています。

石麿(いわまろ)にわれ物申す夏痩(や)せに良しといふものぞ鰻(むなぎ)取り食(め)せ

(夏痩せで苦しんでいる、私の友人)石麿さんに申し上げます。
夏痩せによく効くという鰻を取って(捕って)召し上がりなさい。


千年以上も昔から、鰻の効能は知られていたんですね。


冒頭の画像は吉野家の鰻丼。
地域によっては猛暑日が続くほどの今年の夏。
みなさまも、うなぎ取り食せ☆