AKB界隈に問う!
大衆の冷ややかな目にされされながらも、圧倒的な熱量で己を信じ続ける、頑なな閉塞感にも似た選民思想。
世間と闘い続けてきた時代の闘争。
信じ、裏切られ、そしてまた信じる。傷を負い、悲しみにくれた者だけが得られる恍惚感。
平成になり「今が楽しければイイ」になっちまったプロレスに変わって出現した「プロレスするアイドル」。
それがAKB48だ。
だが、そんな「プロレスを求める者」たちのマニアによって世間に受け入れられずに散っていたブームたち。
「ブームはマニアが潰す」
との格言どおりAKBはつぶされる前に、俺たちのようなプロレス者が期待する仕掛けを辞めだした。
AKBがプロ野球やJリーグのように大衆に根付くには正しいのだろう。
そう、偏った熱狂で世間の注目を引き付ける役目である「プロレス者」は去る時が来たのであろう。
悲観するな、寂しく思うな。俺たちは十分、その役割を果たしたんだ。
改めて、AKB界隈に問う、もうAKBにプロレスはないのか!俺たちの役目は終わったのか!