久々の文春記事
今回はいつものサパークラブでの誕生日会(こじはる)リポート。みるきーのスキャンダルもイマイチ盛り上がらなかったのに、文春は毎度、毎度、よくやるな。
それも誕生パーティーの様子報告とは...。
この店は男性ストリップを売りにしているので、アイドルとしてのモラルを問い詰めたいんだろうが...。
AKBはスキャンダルじゃ盛り上がらない
すでに「スルー」という最終手段をAKB側は使っているので、もう、どんなスキャンダルが出ても(犯罪以外)、それで、どうこうなるということはなくなった。
それに、AKBの主要メンバーのほとんどが20歳オーバーなので、一般社会人がするような行為をしたとしても別に別段、責められることもないだろう。
それに主要メンバーにはたぶん、自分の夢のために、プライベートを捨ててまで、AKBに全力で取り組むという考えも希薄になっている(プロ意識のはき違え)。
いちタレントとなったAKB
そう、仕事とプライベートをキチンと割り切ってAKBの仕事は全力で手を抜かずに、ファンががっかりするような行為(彼女たちは特定の男性と付き合わないことだと思っている)をしなければいいのだ思っているのだろう。
確かにそりゃそうだろ。主要メンバーには売れっ子芸能人並の仕事や露出があるのだから、スポンサーと一般ファン(ヲタは含まない)にだけ表の顔を見せてればいい。
哀しいかな、こんな文春報道で一喜一憂しているのは、一部の熱狂ヲタと小林よしのりだけだと気づき始めた。
AKBの活動を世間一般の「お仕事」として捉えているのならまったくの正論だ。職業芸能人はこうあるべきだと思う。
寝食忘れて支えているのは熱狂者なのだ
ただ、忘れてほしくないのは、自分たちのことを最後まで支えてくれるのはプライベートまで一喜一憂してくれるヲタと呼ばれる熱狂者なのだ。
選挙でブッコんでくれたり、生誕祭を盛り上げてくれたり、自分のイベントがあるときに駆けつけてくれたりするのは親、親戚、友人、知人、恋人、スポンサーさんではなく、一般ファンじゃなく、ヲタだけなんだ。
アイドルには「魅せる価値」が乏しく、彼女らの歌や演技だけには価値がないから、その生き様全てを魅せなければ応援する価値はない。
彼らは「応援」という形でメンバーへ何の見返りも求めず、その輝かしい夢に向かう「青春の生き様」に金と時間をかけてくれる。
だから、アイドルとは女優以上にプライベートまでさらけ出さなければならないのだ。
アイドルは20歳まで
だが、青春の生き様までさらしていいのは未成年までなのかもしれない。20歳を超えたら、いち社会人となるので、仕事プライベートを完全に分けて自分の価値観と判断で生きるべきであり、人からとやかく言われる筋合いはなくなると思う。
それに、大人になるまでにはやはり、恋愛という人生の時間の無駄遣いとも言える通過儀礼を体験しなければ、大人になっていくことができないかもしれない
こじはる、高みな、まゆゆ、ゆきりん、ぱるると主要メンバーのほとんどが20歳を超えた。そう、AKBにアイドルという幻想を抱くのはもう限界なのだ(輝く青春時代はとっくに終了している)。恋愛という通過儀礼を迎える適齢期が過ぎ去ろうとしている。
そう、AKBをアイドルという幻想を抱かせる枠に居続けさせたいのなら、20歳以上のメンバー(支店も同様、20歳超えて人気が出ないようアイドルは今後も見込めない)はみな卒業すべきだ。
みな次のステップへ進むべきだ。もう、無償の応援を得られる青春時代は終わっているのだから。
「そんな!このメンバーがいなくなったら、AKBが終わる」と言われても仕方がない。もし、ここで終わるようだったら、そこまでのグループなのだから。
AKBという団体をアイドルという幻想を抱かせるグループとして未来永劫続かせるためには...みな、大人にならなければならないし、次の夢見るメンバーにバトンを渡さなければならない。
※だから「大人AKB」という企画はコンセプトとズレまくっている。というより、ただの「企画モノ」ものという無機質なものしか感じ得ない。
「スルー」がAKB=アイドルを破壊した
そして、AKBは巨大マーケットになったことで、スポンサーのしがらみにからめ捕られ、「アイドルはみんなの恋人」という幻想は崩れ去った(前向きにみればアイドルから脱却した)。
そして「スキャンダル スルー」が世間にもファンにも認められたので、AKBにとって売りであった「処女性」というアイドル哲学とアングルも自ら手放した。
※「処女性」とは「男を知っている」という下種な考えだけでなく、夢を追うためにAKBとして活動する間は、恋愛だけでなくプライベートも何もかも捨ててファンに操を捧げるということ。
最近、AKB48の活動を一つの「芸能の仕事」と割り切っているメンバーが過半数を占めているような気がする。
でもな、仕事じゃダメなんだ。「生き様」を魅せなければ誰も熱くならないし、応援というカタチも取ってくれない。
最近、劇場や握手会に行っても、俺のようなヌルイファンばかりで熱を感じない。確かに、やっかいヲタは迷惑だが、メンバーに嫌われても、真剣にダメ出しをできるヲタは、もういないのだろうな。
早く、ペナントレースでもなんでもいいかが、新しい軸となるコンセプトの構築を求む。いや新しいアングルを!だ。