AKB48の越中詩朗、卒業!ー劇場の女神に幸あれー | AKB48 LIFE

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アイドルグループなしの人生なんて...退屈である。

佐藤亜美菜、卒業を発表

12/23のチームK公演で卒業を発表した佐藤亜美菜ちゃん。AKB48の生粋のヲタでありAKB48に憧れて純粋にAKB48メンバーになりたくて入った最初の娘があみたすだったかもしれません。

そして、あみたすの歴史がAKB48躍進の歴史そのものといっていいでしょう。第一回選抜総選挙による8位という躍進。そしてのその選抜CDのMVにほとんど写ってなかった「あみなショック」事件。

彼女から推され、干されという言葉が生まれたかもしれません。またアイドルだけでオールナイトニッポンという深夜放送枠をレギュラー化させたのも彼女の飾らないぶっちゃけ力と強かなラジオトーク力の賜物でしょう(AKBのANN出演、最多記録更新中)。

まさにAKBの越中詩朗
その後も舞台やテレビアニメ『AKB0048』声優として活躍したりトップアイドルグループの一員でありながらガチンコヲタを隠さず披露し新たなファンを獲得したりと新たなことに挑戦する場合は先陣を切るのはいつもあみたすでした。

そして、なにより劇場公演を愛し超選抜メンが出れない時でも常に劇場にはあみたすがいた。卒業した河西智美と共に会いに行ける「劇場の女神」は彼女でした。

そんな女神にスタッフも信頼を置き「あみながいれば公演はなんとかなる」と思っていたはず。
それだけ、尽くしても美味しいところは結局、選抜組が持っていくのは分かっていても、愛するAKBのために劇場を支え続けてくれた。

新規外国人レスラーが来たとき、UWFが来襲した時、Uインターが挑戦状を叩きつけてきたとき、いつだってあの時の新日本プロレスにはヤツが先陣を切って体を張ってくれた。美味しい最後の主役の座は誰かにとって変わられると分かっていても....。

そうまさに、佐藤亜美菜こそAKB48において黄金期の新日本プロレスの「越中詩朗」だった!(わかる奴だけ分かってくれ)。

それゆえ、彼女には熱狂的で結束力の固いファンがついていて、選抜総選挙では「選挙に強いあみな」の異名を持っていた。

AKBの中で自分の夢を見つけたメンバー
だけど、なかなか選抜メンに選ばれることはなく、不遇メンバーの象徴というイメージが付きまとう。どんな新しいことに挑戦し地道に活動していても華やかなメディアにはなかなか出演できず世間の印象は薄れていく。

でも、それはテレビしか見ない世間一般の解釈で彼女の仕事の履歴(舞台にラジオにイベントに多種多様)を見ればAKB48グループ内でも1,2を争うほどの外仕事が多い売れっ子さんでした(それゆえ、最近は大好きな公演も休演がちでした)。

また、あみたすがチームKに移籍したのは大島優子の切なる要望があったと思います。公演をほとんど出れない自分に代わって公演を引っ張り、若手に公演の大切さを教えてほしいと考えていたんじゃないか(これはあみたすと仲が良いもっちーにもその役割を担ってほしいと思い同じチームしたとも考えられる)。

それにあみたすは不遇な時代を過ごしているだけに後輩の面倒見がよく、慕っている後輩も多い。彼女ほど公私ともに後輩と交流があるメンバーはいないでしょう(AKBだけなく支店にも彼女を慕っているメンバーがけっこういる)。

一見、優子とは交流が少ないように見えるが優子は人のことをキチンとみているんですよね。優子はあみたすにかなりの信頼を置いているんだと思います。

だけど、最近、あみたすは自分だけの仕事が増え、憧れて入ったAKBの中で自分の目指す道が見えてきた。

優子がとても切なそうだった

大好きな公演に出演するのがままならくなり、自分の道が見えてきた。でも愛してやまないAKBを卒業するなんて考えられなかったけど...。卒業しなければ、いけなんだと....と考えた.。

それが自分にとっても愛するAKBにとっても最善の道だと決心した。だから、今日の公演に卒業し同じ道を歩んでいる盟友なかやんこと仲谷明香を呼び自分の決意を見てほしかったんだと思います。

それにしてもあみたすの卒業挨拶後の 「でも、まだ、卒業時期はいつに?なるかまだ決まってないんだよね」ってフォローしていた時の優子の切なさといったら...。。

「もうこれ以上、自分が信頼している仲間を失いたくない!」という寂しさと「でも、夢を見つけ巣立っていく仲間を応援したい」という喜びが入り混じった思いが随所に表れてた。見ているこっちが辛くなった。

辛いなぁ優子は...。結局、優子は貧乏くじを引いちゃうんだよなぁ。どうするよ?チームK!

「劇場の女神」に幸あれ!
ありがとうあみたす!あなたの出演するオールナイトニッポンはいつも最高でした。こんなにもトークが上手いアイドルが誕生するなんて、あなたの愛したAKB48グループは最高のアイドルグループです。

そして、ときおり発する問題発言に運営にかみつく姿!でも最後は愛するAKBのためにその身を犠牲にする様子はまさに侍・あみたす、そのものでした。

卒業するまでたくさんオールナイトニッポンに出てください。そして、卒業後の更なる飛躍を祈ってます。あなたは私たちにとって会いに行けば会える本当の「劇場の女神」でした。ありがとう。