じゃんけん選抜の重要性
300名近くのメンバーを擁するAKB48グループの中で、今位以上の人気とファンを獲得するのはかなりの至難の業。正直、上が亡くなるまで詰まっている落語界と似た状況にあります(笑点メンバーは長生きですからね)。
総選挙で上位を勝ち取るのだって、ある程度の知名度(一般ではなく、ファン内)を持っていなくてはなりません。
そのファン内で埋もれた存在を探すのにうってつけなのがじゃんけん大会なんです。不遇のベテラン、中堅から支店メン、はたまた研究生まで平等なチャンスをもらえるのがじゃんけん大会なんです。
じゅりながセンターで八百長だと騒ぐただ見のやつらはほっといて、話を進めます。
じゃんけん大会で知る魅力的なメンバーたち
今回のじゃんけん大会で名前くらいは知っているけど、改めてその魅力を知らしめたメンバーがたくさんいます。
まずは、ひらりーこと平田梨奈(AKBチームK):
まだ15歳だけど、クォーターゆえか年齢より顔もスタイルも大人びていてアイドル好きにはちょっと手が出ないタイプでした。今回のTV露出度で一気に濃い美人であることと、最近人気のハーフ系タレントのような表情豊かなとこが露出され一気にブレイクしそうです(生も美人だけど、顔立ちがハッキリしているのでTV映えします)。
それと阿部マリア(AKBチームK):
その抜群のスタイルとパフォーマンスでデビューから注目のメンバーだったのです(卒業したあっちゃんが「AKBなんかにいるの、もったいないよ」って不思議がるくらいの逸材)が、なんせ選挙が弱い。強烈な太ヲタが獲得できないタイプのようで推されメンが多い9,10期の中でも実力と人気がかみ合ってないメンバーでした。
最近では専属モデルの仕事も決まり、独自路線を歩み出し人気急上昇中。たぶん、ともちんやしのまり、にゃんにゃんのようにAKBヲタ以外から支持を得るタイプなんでしょう。
研究生公演で阿部マを見たとき、こんな?スタイル抜群の中学生が日本にいるのか?ってマジマジと見た記憶があります。
うんでもって、みなるん(AKBチームB/SKEチームKⅡ):
いやーもうこれでブレイク確定ですわ。みなるんはぱるると並ぶAKBの2大若手スターだったんですが、くだらないスキャンダルの躓きが今でも曳き摺っていたましたからねぇ。でも、今回のじゃんけんで吹っ切れましたね(できれば、優勝してほしかった)。
また、みなるんて握手も超良対応で、頭の回転が速くてMCも巧くて、ボディもグラビアファンが好きそうな体系でなんだけど、どこか遠慮がちなとこがあって前に出てこなかった。でも、苦手なダンスもSKEの中で揉まれ格段に良くなり、一番は兼任で貪欲なSKEメンの姿勢に感化されたことでしょうね。
ほかにも、ゆかるん、わかにゃんがブレイクのキッカケを得たはずです。
そう、中堅メンや圏外メンバーにとってこのじゃんけんこそ自分を見つけてもらう最後の場所なんです。
じゃんけんでも自分でつかみ取った場所
でも、じゃんけんなんて人気でも努力でもなくただの運じゃん。と思われるかもしれませんが、そうじゃありません。
第一回大会でうっちーこと内田真由美が無名な私がセンターいいのだろうか?と悩んでいた時、高みなが叱ったそうです。「そんなこと言うもんじゃない。これはうっちーが自分で勝ち取った場所なんだ。自信を持ってセンターを務めてきなさい」と。
スゴイです。高みなは何もかもご理解されていらっしゃる。そう、努力も何もしていなければその運だって逃げていくんです。
八百長だのなんだのボケッとテレビやネットを見てあーだこーだ言う奴にはわからんでしょうが、じゃんけんであろうがどうであろうがそこは確かに彼女たちが努力の結果、勝ち取った場所なんです。
その場所で一所懸命やり抜き評価されることで新たな自身につながり彼女たちはより輝けるはずです。
握手会ではどうか労ってほしい
じゃんけん大会以降の握手会ではどうか、選抜に入ったメンバーの「努力」を労ってほしい。そして、期待しているとの言葉もかけてほしいものです。彼女たち、そしてAKNB48グループがさらに輝くために。