なかやんこそ、AKBのコンセプトである | AKB48 LIFE

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アイドルグループなしの人生なんて...退屈である。

なかやん卒業
なかやんこと仲谷明香が先日、卒業を発表した。昨年の選抜総選挙であの高みなが人目を憚らず、号泣していたのが、ちーちゃん(中田 ちさと)となかやんの選抜入り発表の瞬間だった。

誰に文句を言うことなく、この二人は一生懸命頑張っていてそれがなかなか報われないのを高みなは一番知っていたんだろう。「努力は必ず報われる」このことを真摯に懸命に一番やっていたのはちーちゃんとなかやんだったんだろう。

だからやっと選抜入りという形で報われたとき高みな嬉しくて泣けて泣けて仕方なかったんだろう。昨年の総選挙のハイライトはこの二人の選抜入りだった思います。

これぞ!AKBのコンセプト
なかやんを一躍スターダムにのし上げたのが「非選抜アイドル」という新書本だった思います。

最近はやりのいわゆるフォトブック(写真いっぱいのエッセイ本)的なモノではなく、ガチガチの新書本。たぶん、現役アイドル史上、初めて新書本を発刊したのはなかやんでしょう。

そこに書かれている赤裸々なアイドルの裏側とAKBの過酷さは青春ノンフィクションノベルとして一読の価値ありです。なにより、なかやんの文才がスゴイ。ぜひ、AKB卒業後も書く作業は続けてほしいものです。

AKBは自分の夢をかなえるための修行の場・AKBに入り活動することがゴールじゃない。そのことを先人切って卒業したのが絶対エースであるあっちゃん。そのあっちゃんと偶然にも同じ中学校で、彼女の変わりようをもっとも身近に見てきたのがなかやんだったのかもしれません。

夢は持ち続ければいつかは叶う。その夢を捨てたときのみ夢は過去となる。そう人は努力によっていかように変われるんだと知ったのがAKBの顔であるエースと、非選抜という日の目があたらない補欠組だったのはなんともドラマチック。

ファースト・ラビットを目指して
エースは女優という夢を追い卒業し、補欠組は声優という夢を追うために卒業しようとしている。

その二人の共通点はAKBにとっての女優と声優のファースト・ラビットにならんとしているところである。

二人の未来に大いなる幸あれ。なかやん、頑張れ。あなたの夢は俺たち社会の非選抜、補欠組
の夢である。