ここ最近、アイドル本や週刊誌だけでなく、ビジネス書や社会論等の書籍でAKB論が今まで以上に多く論じられています。それだけ、AKBが一般社会に浸透してきた証拠ですが....。
どの論評も浅はかすぎする、というより過去との比較論しか展開していない!
ほとんどがAKBを新しいビジネスシステムとしての紹介や、秋元康の戦略についてばかり...。ちょっと、なるほどなぁって思うのがAKBが日本の伝統芸能が基礎とする徒弟制度や身分制度(研究制度や選抜制度)の踏襲や日本人の「可愛らしさ」や「処女性」に憧れる意識の醸成等についての論調ですが、どれもこれも考え方が古すぎるというか、論評する人達の既成概念枠の中で語られているだけで、つまらないし核心もついてもいない。
ほんと、こんな人達が現在の日本社会の批評をする中心人物であることにがっかりする。
そう、こ奴等は(失礼でスイマセン)結局、上っ面だけで、AKBだけでなく物事にどっぷり漬かって中から物事を見ようとしないのです。それは、外から色々、批評した方が何か事が起こったとき遠慮なく誹謗できますからね。だから、その論評も人の心を動かさない。こんな奴等に批評されるとAKBの価値さえ下げてします(ホンとやめてほしい)。論ずるなら、どっぷり中に漬かって真正面から賞賛もそして、批評もしてほしいものです。
さすが!小林よしのり
わしズム/著者不明

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そのAKB評論の中でコレは!と思うのが「小林よしのり」です。ここ最近、彼のAKBに対する熱は異常です。あらゆる媒体でAKBを激烈・賞賛している。もう、どっぷり漬かってファン目線になりそうなのを何とか批評家としての自負で客観視し、AKBを論じている。
すごいものです。AKBがこのくらいどっぷり漬からなければ何も見えてこなし、楽しめないということを身をもって論じてくれる数すかないAKB論者です。
最後にAKBには今後、日本がいや世界が進むべき道程が全て描かれている!AKBを観ずして世界平和か語れません!