マイホーム購入何から始めよう??

 

参考になる記事をご紹介いたしますウインク

 

「そろそろ家を買おうかな?」そう思った時に多くの方は不動産ポータルサイトで物件情報を見ることから始めます。
家を買いたい!という動機付けも必要なので、いきなり物件情報を見るのも悪くはないのですが、不動産購入の手順を間違うと、いつまで経っても最適な物件に出会えない「迷子」になってしまいます。ガーン

物件選びの選択肢はそれほど多いわけではありません
どんな家を買おうかな?広さや間取りなど無限の可能性があるように思えますが、現実的には物件選びの選択肢はそれほど多くありません。
まず価格ですが、価格は世帯収入と現在保有されている資産で上限が決まります。購入予算の上限で、購入できないエリアが明らかになります。
不動産購入で迷子になる最大の要因は、購入予算とエリアの相場観がマッチしていないことです。
新宿駅徒歩5分以内、3LDK、70m2以上で2000万円以下、というような条件を希望しても、そんな物件はいつまでたっても出てこない訳です。

広さや間取りは同居する家族構成で最低限必要なスペックが決まります。お子様が3人いるのに1LDKというのは無理がありますよね。

マンションか戸建てか、というのも希望するエリアでおおよそ決まってしまいます。主要ターミナル駅徒歩5分圏内で戸建てを探すのは難しいですし、郊外の閑静な住宅街でマンションに絞って探すのも現実的ではありません。

結局はお金なのか?と少しげんなりしてしまうかもしれませんが、全く選択肢がないという訳ではありません。
先ほど購入予算の上限で、購入できないエリアが明らかになるとご説明しましたが、言い換えると、購入予算内であれば、エリアは自由に選択できます。
そして、家を買う=物件に捉われすぎて、エリアを自由に選択できるというメリットを捨ててしまっている方が意外と多いです。

希望エリアのみを見るのではなく、検討可能なエリアの情報を網羅する

エリアを自由に選べると言っても、職場と居住エリアは密接な関係があります。一時テレワークの推進が叫ばれていましたが、だからと言って、都内に勤務地がある人が北海道に家を買うのは現在のところ現実的な選択とは言えません。

多くの方が通勤などの都合から沿線を決め、沿線の駅を順番に検討する、という考え方でエリア検討をされます。
一般に都市の中心部に向かって不動産価格が高くなり、反対に郊外に向かえば価格が安くなる傾向があります。
アクセスが良い方が良いので、中心部から順番に手が届きそうな駅を選ぶという考え方です。
もちろんこの考え方が悪いわけではないのですが、不動産価格は沿線に沿って直線的に推移するのではなく、都市の中心部から同心円状に推移します。
沿線を軸とした検討だと、なかなか他の沿線に目が向きにくいのと、都市中心から正反対のエリアなど、検討しているエリアから距離が離れたエリアに全く目を向けない方が多いです。
特に物件探しを始めた段階で、決め打ちで特定エリアの情報にしか目を向けないために、購入予算とエリアの相場観がマッチせず、物件探し迷子になってしまうのです。
「この購入予算ならどのあたりまで買うことができるか?」という視点は意外と重要です。

防災対策としてもエリアの検討は重要です照れ
もう一点、住宅購入におけるエリアの検討が重要な理由があります。それは防災対策です。
ご存じのように日本は災害大国です。
10年~20年に一度は大きな地震被害に見舞われますし、毎年のように台風被害が報道されます。
最近ではゲリラ豪雨による洪水被害も多く発生するようになりました。
住宅購入をするということは、住むエリアを選ぶことができることでもあり、災害をゼロにすることは難しいのですが、なるべく災害に見舞われないエリアを選択したり、災害の可能性が高いエリアを避けることができます。
物件探しの段階で、検討しているエリアのハザードマップを確認し、災害危険度が高いエリアがあちこちに点在していることを知っておくことが大切です。
地域によっては市内のほとんどが水害の警戒エリアに指定されていることもありますので、すべての災害を避けることは難しいのですが、価格が安いからといって安易に災害危険度が高いエリアを選択することは避けたいところです。

以上、物件探しにおけるエリアについてのご説明でした。
ご予算に合わないエリアで粘っても、所謂「掘り出し物」物件には出会えません。まずはご自身の予算に最適なエリアを見定めることと、エリア選定にあたっては視野を広く判断することが、不動産購入を上手に進めるコツです。
ぜひ参考にしてください。おねがい

 

 

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