感情論で平気でルールを捻じ曲げることに何の違和感を感じない大人とマスコミが世の倫理を問う可笑しさ
今朝のテレビは、ライブドア株の暴落で損害を被った株主を救済するために結成された「ライブドア株主被害弁護団」が5日、都内で初の説明会を開いたニュースを取り上げていますが、どの番組も株主たちを被害者、ライブドアを加害者という構図で報道していることに違和感を覚えます。
彼らは「ライブドアが粉飾していたから騙された!金を返せ!」と主張していて、一見もっともらしいことを言ってるように聞こえますが、彼らはちゃんと決算を見て、財務状況などを確認していたのでしょうか?テレビのインタビューに答えていた人は「自民党が支援してたから」とか「テレビで儲かると言っていたから」と言っていますが、少なくとも、自分で投資した先の経営状態はきちんと把握する注意義務はあるのでは?
そもそも、粉飾しているか否か以前に、株というものは、余剰資金を充てて、損をしてもいいと思ってやらなければいけないのであって、大事な年金や退職金を投入すること自体がおかしいでしょう。彼らは儲けようと思ってやってたのでしょうが、損をする覚悟ができていないのに、投資する方がおかしいのです。
みのもんたも三雲さんもラサール石井さんも他局のアナウンサーも中高年の投資家だということで同情的に報道していますが、それは絶対におかしいと思います。
特に、みのもんたはライブドアの堀江社長が逮捕された時に、株投資というものは、「いい会社を探して、それを応援するつもりで投資して配当をもらうもんだ」と最もらしいことを言ってましたが、今こそ、この中高年たちに「大事な生活資金を株に投資して損しといて、金返せなんてとんでもない!そんなものに投資してたあなたたちが悪いんだ!」と言うべきじゃないんですか?
なぜ、評論家も含めて、中高年だということで同情するのか不思議で仕方がありません。これが若者やニートでも、大事な生活資金を投入して気の毒だというのでしょうか?
私は常々、テレビが中高年とか障害者とか、いわゆる「弱者」と言われている人たちが起こした過失や犯罪に対して、同情・擁護している姿に違和感を覚えてきました。
山古志村の高齢者夫婦が心中した事件を、夫の殺人行為を責めることなく、行政のせいにするみのもんた
はその典型ですが、被災夫婦だということで、殺人犯の夫を擁護するのはおかしいと思います。
日本のマスコミ・社会がルールを守らなくなった、モラルがなくなったと言われる今日この頃ですが、
「浅田真央ちゃんが五輪に出れないのはかわいそう」とか感情論で「かわいそうだから」「気の毒だから」という理由で平気でルールや法を捻じ曲げることをマスコミが煽っていいのでしょうか?「クレヨンしんちゃん」とか「めちゃイケ」やロンブーの番組が教育上良くないと言ってるPTAはこういうことこそ批判すべきでしょう。
若者のモラル云々言ってる中高年がいっぱいいますが、「そういう若者に育てたのは誰なのか?」ということや、最近、駅で暴力を振るうのは中高年が一番多いという統計結果も含めて、最近の中高年のモラルこそ厳しく追及されるべきです。
「ライブドアの株で損したから金返せ!」といってる中高年をちゃんと叱れない、またそういう中高年を利用して稼ごう、知名度を上げようとする弁護士を批判できないみのもんたをはじめとするテレビ屋のモラルはいったいどうなっているのか?
今の日本は、こういう同年代を注意できない中高年こそ問題ではないでしょうか?
なお、明日はTBS労組の横暴ぶりとアナウンサーをはじめとする従業員のプロ意識の無さについてたっぷり書きたいと思います。ぜひ週刊ポストの46ページを読んでみてください。