「もう死にたいわ」

と本気(表情や言葉の強さ)で言われたとき、どのようなリアクションを起こしますか。




と、まぁ、いきなりたぁーい文章から入ってしまいましたが、少しは考える意味はあると思います。


とは言ってもコレ・・・

言う人が自分にとってどのような人であるかによって違ってくると思います。




友人であったらどうでしょう。


2年前までは、“友人が死ぬ”ということすら考えなかったが、実際にその場面に立たされ、

“死”を強く意識するようになる。




だから、僕は必死で死なせないでしょう。

必死で話を聴くでしょう。

絶対に死なせないでしょう。









・・・

ある利用者さん(以下、Aさん)が短期入所されています。


急に全く知らない、誰も顔なじみの人がいない、右も左も分からない環境で短期間ではあるが生活することとなったAさんは、、、

『帰りたい』『帰らしてくれ』を連発。




当たり前だと思います。




自分だとどうでしょう。

上のような環境に“勝手に”連れて来られ、帰り方も分からない・・・ここはどこ?


そら、自分家帰りたいっしょ。




業務終了後、みっちりみっちりAさんと世間話をすること1時間半。


連呼していた言葉は、あまり耳にすることもなく、笑顔も見られる。






んで、改まって仰った・・・

『兄ちゃん、もう死にたいわ』




『Aさん、いくつですのん?』

『8・・・8,9や。』

『ぉ~長いこと!!』

『こない生きる思わへん。いつ逝ってもええ。』

『長いこと生きましたしねぇ。もう十分ですやん(笑)。』

『せやでぇ(笑)』

『静かに、苦しまんと逝けたらええねぇ。^^』

『ホンマやなぁ。^^』




死に行くことについて、笑顔で話す。

死を否定しない。


喋りながら、何か面白いなぁ・・・と思った。



そして、

あまり長生きしたいとは思わないが、

自らの死について、話せることの“幸せ”・・・


長生きの“特権”だなと、思った。