彼の車に乗り換え、近くのホテルに入りました。




駐車場に車を入れ、降りてから直ぐに私の手を握りしめ、部屋に入って行こうとしている彼。




彼は、部屋に入るまで無言。
入ってからは、フロントからの電話応対、テレビをつけ、お風呂にお湯を入れ…といった感じで、バタバタと動いていました。


私はその間、ソファーの上に座って、静かにテレビを見ているフリ。


ようやく落ち着いた彼が、私の前に座り、顔を見て静かに言いました。
「俺は何があっても、オマエが好き。たとえオマエが浮気したとしても、許すやろうと思う。」…と…。



私は『モラハラ?』なんて疑った自分が嫌になりました。
「彼はそんな人じゃない!これが彼の愛し方だ。それに、実際悪いのは私。何もない時は彼も普通だし…。」と、そんな風に考え、納得していました。


後々・・・もっと凄い事が起きるのを知らずに・・・・。



彼の言葉を聞き、私も…『何があっても彼が好き。』…その気持ちでいっぱいになり、 彼を受け入れました。


女って、こういうトコロ・・・・単純・・・・ですよね・・・・・。