彼の怒り方は半端じゃなく、メール上ではありましたが、それがモロに伝わってきました。


しかし、私も譲れない・・・。

「誰があんたの家庭の事情を把握するの?あんたの嫁が、いつ、誰の結婚式に行くなんて知らないよ!!!」

「自分は言った気になっているけど、私があんたの言う事忘れるわけないでしょ!」

私にも言い分がありました。


そう言いながら、「この人、子供を置いてでも、私を優先して欲しいって考えてるって思っているの?私をそんな風に見てるの?」・・・・・・と、悲しくなりました。


彼は「お前、最低。子供よりも自分なんだな。」


その言葉を最後に、メールがこなくなりましたが、私も彼を追いかけず、メールをしませんでした。


何日と連絡を取らない日はなかったので、日が経つにつれて段々と不安になる私。


しかし、間違っていない事で、私が謝る必要はない。と思っていたので、不安になりながらもそのまま無視を続けていました。


こんなに時間をあけた事はなかったので、「このままダメになるのかな・・・・・」と、不倫ならではの「所詮、不倫だから・・・」という気持ちでいっぱいになりました。


彼の着信音が鳴らない携帯。

光らない携帯。


たかが1週間。

私の心は、まだ『意地』が勝っていました。