その日も夜中に、下の子を連れて彼に会っていた私。


下の子は、いつものように車の中で寝てしまいました。

時間は12時。。。

チャイルドシートでぐっすり。


子供に対しての彼の様子を言うと、本当に自分の子みたいにかわいがってくれていた彼でした。

旦那にあまりかまってもらってない下の子は、彼にとてもなつき、たくさん遊んでくれる彼が大好きなようで、会うと大喜びしてました。

まだ2歳。

言葉もあまりハッキリしてなかったので、旦那にばれる事は無かったです。


その時、別居はやめましたが、旦那とは全く上手くいってなかった私。

お義母さんの言葉で戻って来たようなものなので、上手くいくはずありません。

自宅に居ると相変わらず涙が・・・と言う毎日を送っていたので、正直、彼に会うと帰りたくない私がいました。

出来るだけ、時間を引き延ばそう・・・・・いつもそればかり考えていました。


そして、朝5時。

その時は彼の自宅の駐車場にいました。


あいだ、何回も寝返りをうっていた子。。。。。


我慢していたのでしょう・・・・・・それを見た彼がいきなり言いました。


「お前、まだ気付かない???いい加減にしろ!!!!!」

「自分が帰りたくないって、子供まで巻き沿いにする気か?俺、何回言った??平らなところでゆっくり寝かせてやれって!!!」

「ふざけんな!!!」

「お前、俺と付き合い始めた時に言ったよね。子供が一番って。嘘ばっかりやないか!!!」

「こんな寝返りうてないところで、しかも寝汗かいてる・・・こんなかわいそうな事はない!」


この時は、かなり言われました。


かなり言われたのですが、冷静な自分がいました。


「あんただって、一緒に居る事楽しんでたし、喜んでたじゃん。。。」

「かわいそう・・・ってどこが基準かわからない・・・」

「今の今まで笑ってたのは何???」


彼はいつもいつも我慢する人でした。

何かあっても、その時、すぐには言わないんです。

「いつかやめるだろう・・・」と思っていたのか?

ただ言えなかったのか?


彼のこーゆー所は嫌いでした。

奇跡を待ちながら、嫌いって何だ?と、思われた方もいらっしゃるかと思いますが、人間です。完全じゃありません。

せっかくなんで、正直に書いていこうと思ってます。


この日は朝方、彼は怒ったまま言いたい事だけ言って、車を降り自宅に帰って行きました。


私は涙も出ず、そのまま50キロの道のりを静かに戻って行きました。。。。。