そのまま彼の車に乗り込んだ私。
結婚記念日だと言うのに、会えた私と彼。
どんな日であっても「私のために時間を作ってくれる」彼。
何も考えずに、幸せいっぱいでした。
そして、その日は3月なのに・・・雪・・・。
彼は「この辺で遊んでいて、もしもあんたを家に送り届けられなかったらマズイから、とりあえずあんたの自宅方面に行くよ!」と、言い車を走らせました。
3月の夜7時と言うと、まだ真っ暗です。
彼「ドコ行こうかぁ!?」
私「どこでもいいよ!」
彼「・・・・・・。」
私「・・・・・・。」
自宅付近を彼と堂々とできるほど、まだ状況が出来上がってない私たちは、不倫カップルお約束のホテルに行きました。
家族・・・身内・・・と言うものに一日浸かっていた私が気になったのか、彼は部屋に入るなり、私の服を脱がし、キス・・・。
そして、シャワーを浴びた後、いつもより激しく私を抱き、「旦那さん、自分の奥さんがこんな所で他の男に抱かれてるなんて思ってないよね・・・。」と、言いながら、男ならでは!?の優越感???に浸っていたよう・・・。
私は、特別奥さんに対して優越感とかはなく、ただただ彼に抱かれている事が幸せでした。
3時間ホテルで過ごし、夜の11時近くに自宅に送ってくれた彼。
「一緒に居れて楽しかったよ。」と、静かに私を降ろし、彼も50キロ離れた自分の家に戻って行きました。