札幌記念のレース自体は、最初ダートのハンデ戦でスタートしたが、1990年より芝のレースになり、1997年より別定戦に、2006年より定量戦なり現在に至っている。このレースを足掛かりにGⅠホースになった馬がいたり、クラシックホースが秋のためにここをスタートにしたりと話題の多いレースとなっている。今年も21年の東京優駿馬でドバイシーマC勝ち馬のシャフリヤールや、22年の皐月賞馬ジオグリフ、昨年の覇者プログノーシスなど15頭が出走してくる。
サマー2000に組み込まれているが、GⅡの為獲得ポイントが高いので、前走函館記念組のアウスヴァール、チャックネイト、トップナイフは優勝すると,効率の良いポイント差でトップになれる。
今年は札幌記念が北九州記念ではなく、CBCS賞と新たにペアとなり、新潟のメインレースはダート1200mのOP特別NST賞と変わらない構成である。
先ずは直近の5年間を調べてみることにする。
55回 2019年8月18日 2回札幌2日 11R 14頭立て
1着 1枠01番 4歳 57.0kg 3番人気 ブラストワンピース
2着 6枠10番 5歳 57.0kg 4番人気 サングレーザー
3着 6枠09番 4歳 57.0kg 1番人気 フィエールマン
ブラストワンピース
目黒記念(1人気)8着 ← 大阪杯(1人気)6着 ← 有馬記念(3人気)1着
サングレーザー
安田記念(6人気)5着 ← 大阪杯(7人気)12着 ← 香港C(2人気)4着
フィエールマン
天皇賞・春(1人気)1着 ← AJCC(1人気)2着 ← 菊花賞(7人気)1着
56回 2020年8月23日 2回札幌4日 11R 12頭立て
(赤字牝馬)
1着 1枠01番 5歳 55.0kg 2番人気 ノームコア
2着 2枠02番 6歳 57.0kg 6番人気 ペルシアンナイト
3着 5枠06番 5歳 55.0kg 1番人気 ラッキーライラック
ノームコア (赤字牝馬限定戦)
安田記念(7人気)4着 ← VM(5人気)3着 ← 高松宮記念(8人気)15着
ペルシアンナイト
宝塚記念(13人気)15着 ← 安田記念(10人気)9着 ← 中山記念(5人気)5着
ラッキーライラック
宝塚記念(3人気)6着 ← 大阪杯(2人気)1着 ← 中山記念(2人気)2着
57回 2021年8月22日 2回札幌4日 11R 13頭立て
1着 8枠13番 3歳 52.0kg 2人気 ソダシ
2着 4枠04番 5歳 55.0kg 1人気 ラヴズオンリーユー
3着 5枠07番 7歳 57.0kg 8人気 ペルシアンナイト
ソダシ
優駿牝馬(1人気)8着 ← 桜花賞(2人気)1着 ← 阪神JF(1人気)1着
ラヴズオンリーユー
QEⅡC(3人気)1着 ← ドバイシーマクラシック(3人気)3着 ← 京都記念(
1人気)1着
ペルシアンナイト
鳴尾記念(7人気)4着 ← 大阪杯(9人気)10着 ← 金鯱賞(8人気)8着
58回 2022年8月21日 2回札幌4日 11R 16頭立て
1着 2枠04番 4歳 57.0kg 3人気 ジャックドール
2着 2枠03番 5歳 57.0kg 2人気 パンサラッサ
3着 5枠09番 5歳 55.0kg 5人気 ウインマリリン
ジャックドール
大阪杯(2人気)5着 ← 金鯱賞(1人気)1着 ← 白富士S(1人気)1着
パンサラッサ
宝塚記念(6人気)8着 ← ドバイターフ(2人気)1着 ← 中山記念(2人気)
1着
ウインマリリン
宝塚記念(9人気)7着 ← 大阪杯(9人気)16着 ← エリ女杯(3人気)16着
59回 2023年8月20日 2回札幌4日 11R 15頭立て
1着 7枠13番 5歳 58.0kg 2人気 プログノーシス
2着 6枠10番 3歳 55.0kg 9人気 トップナイフ
3着 1枠01番 5歳 58.0kg 4人気 ソーヴァリアント
プログノーシス
QE2世C(3人気)2着 ← 金鯱賞(1人気)1着 ← 中日新聞杯(1人気)4着
トップナイフ
東京優駿(10人気)14着 ← 皐月賞(9人気)7着 ← 弥生賞(1人気)2着
ソーヴァリアント
鳴尾記念(1人気)12着 ← 中山記念(1人気)9着 ← チャレンジC(1人気)1着
2番人気か4年連続で3着以内になっている。
5回中4回は正逆14が3着以上になっている。
2番と11番に入った馬が対象になる。
前走GⅠレースで掲示板に載った馬が3着以内になっている。
シャフリヤール、ノースリッジ、プログノーシスの3頭が該当する。
3走以内にGⅠレースを走っている馬が好走している。
ジオグリフ、シャフリヤール、ステラヴェローチェ、チャックネイト、ドゥラエレーデ、トップナイフ、ノースブリッジ、プログノーシスの8頭が該当する。
2013年以降5歳馬が1頭以上絡んでいる。
5歳馬はジオグリフ、モズゴールドバレルの2頭である。
モズゴールドバレルは牝馬である。
牝馬が絡む時、近年は前走がGⅠレースを走っている馬が馬券になっている。
モズゴールドバレルはクイーンS経由であり、GⅠ経由ではないので今回は対象外である。
4月以降GⅠに出走している馬が好走する。
ジオグリフ、チャックネイト、ノースブリッジ、プログノーシスの3頭が該当する。