横綱白鵬の5連覇で激動の2010年大相撲の幕が閉じた。

千秋楽は14勝1敗で並んだ豊ノ島との優勝決定戦を制し通算17度目の優勝。

昨年に続き年間86勝の最多記録。

殊勲賞は白鵬の連勝記録を「63」で止めた稀勢の里、敢闘賞と技能賞は豊ノ島がダブル受賞。

白鵬、豊ノ島、稀勢の里に加え、ご当所の魁皇が12勝3敗の好成績で場所を盛り上げた。


稀勢の里は、二日目に双葉山の69連勝超えに挑む白鵬を見事な相撲で破る大金星で一躍「時の人」となった。

苦手としていた日馬富士と琴欧州にも勝ち成長が認められた。負けた相撲ではまだ土俵際の詰めの甘さが見られたが、連敗が一度もなかったことが好成績につながった。特に精神面での成長が感じられ来年の活躍が楽しみである。大物食いよりも毎場所優勝争いに加われるような安定した相撲を期待したい。そうすれば大関狙いも現実味を帯びてくる。


髙安は、新十両の場所でいきなり11勝4敗の好成績。

千秋楽は粘り強い相撲で若荒雄を下し十両優勝決定戦まで進み、豊響に負けて優勝には至なかったが素晴らしい活躍であった。稀勢の里と同様に連敗が一度もなかったことが好成績につながった。ご両親の喜んでいる姿が目に浮かぶ。精神的にもタフで、体も一段と大きくなり、組んでも離れても取れる器用な相撲なので今後の活躍が楽しみである。


■写真は九州場所前の秋巡業土浦場所で髙安に胸を出す稀勢の里(2010.10.05)
KOSHIのブログ-稀勢の里と髙安のぶつかり稽古