おかえり。 父さん。その3 | ライス大盛りできますか? 全然できますょ! でもっまぁ…取りあえずアフタヌーンteaをどぅぞ\(≧▽≦)

おかえり。 父さん。その3

さっきも書いたけど、うちの父ゎ仕事が忙しい。

アタシが小さい頃ゎ特に、帰りが遅かった。
1度帰っても、徹夜のためにまた仕事場へ行ってしまぅ時も多々あった。


よく父さんの帰りを眠い目を擦りながら、姉兄と一緒に待っていた。
だけど、1人また1人と脱落していく。

結局アタシと母だけが最後まで父さんの帰りを待っている。

カーテン越しに父さんの車のライトが光って、エンジン音が止まると玄関に走って行く。

鍵の音が聞こえて、ドアが開けられる。

姿が見えるよりも前に言う。

『おかえり。父さん。』


まだ起きてたの!!と驚く父さんゎいつも笑顔だったっけ。

手が汚いからとすぐに抱っこをして貰えない。
父さん席にちょんと座って待ってると冷たい手がアタシを抱えて膝に乗せてくれる。母さんが温め直した夕飯を囲んで、テレビを見る。

母さんゎ笑って『甘ったれ』と言った。

照れ笑いをしながら、それでも父さんから離れなかった。

大きくなったら父さんのお嫁になるとアタシゎ信じて疑わなかった。
小さいアタシの叶わない夢。

父さんのヒゲゎ皮膚の薄い子どもにゎちょっとだけ痛かった。