1.次の文章を読んで,設問に答えよ。
第一次世界大戦中の日本は,大戦景気とよばれる好景気になり経済は急成長を遂げたが,大戦終了後の ア ,さらに1923年の関東大震災をきっかけにおこった震災恐慌の影響によって,慢性的な不況におちいっていた。
このような状況の中,議会でのA蔵相の失言がきっかけとなって イ がおこり,多くの銀行が倒産・休業して ウ がはじまった。やがて,第一次世界大戦中に急成長していた鈴木商店が倒産し,これに巨額の融資をしていた エ 銀行も経営危機にひんした。(1)政府は エ 銀行を救済しようとしたが失敗し,総辞職に追いこまれた。
かわって成立した(2)政府は, オ (支払猶予令)と,日本銀行から諸銀行への非常貸し出しによって, ウ をようやくしずめた。 ウ の結果,中小銀行の整理・統合が進み,三井・三菱などの カ 系の銀行の支配力が強まった。
つづいて,1929年に成立した(3)政府のB蔵相は,産業の合理化をすすめ,国際的な競争力を蓄えようとした。そして, キ 年から禁止してきた ク の輸出を1930年に解禁した。これを ク 解禁という。これにより, ク 本位制が復活したが,1929年にアメリカではじまった恐慌が全世界に広がり ケ となり, 日本はク解禁による不況と,この ケ が重なり,いっそうひどい状況になった。 これを コ という。
問1 文章中の ア ~ コ に入る適語を答えよ。(2点)
問2 下線部(1)~(3)のそれぞれの政府の首相の名を答えよ。(2点)
問3 下線部A・Bの蔵相の名を語群から選び,記号で答えよ。(2点)
a 高橋是清 b 井上準之助 c 松方正義 d 早水整爾 e 片岡直温
2.次の文章を読んで,設問に答えよ。
孫文の後継者となった 1 は,各地で勢力をもつ 2 を倒して中国を統一すべく,1926年より 3 を開始した。1927年に成立した〔 A 〕の 4 内閣は,B中国に対しては強硬外交に転じ,3回にわたり 5 をおこない 3 を妨害しようとした。その間の1928年には, 1 の率いる国民革命軍と日本軍が武力衝突をする 6 事件がおこっている。
3 がすすむ中で田中義一内閣は,奉天に拠点をもつ 2 の 7を利用して,満州における日本の利益の拡大をはかろうとしたが,陸軍の部隊で関東州や満鉄の守備をしていた
8 は, 7 を排除して自分たちの力で満州占領を成し遂げようとして,1928年に北京から奉天へ引きあげる 7 を列車ごと爆破し,死亡させた。政府はこの事件を「満州某重大事件」として真相を秘密にして関係者の処分をおこなったが,
【1】
その処理をめぐる対応に不信感を抱いた昭和天皇に叱責され, 4 内閣は翌年総辞職した。
C次に成立した立憲民政党の内閣は, D協調外交を復活させ,1930年にEロンドンで開かれた軍縮会議で, 9 艦の保有比率をアメリカに対し約7割とする 10 条約に調印した。しかし,このことに不満をもつ海軍の一部や,国家主義団体や野党となった〔 A 〕の攻撃をうけることとなった。これを 11 問題という。政府はようやく条約を成立させたが,首相は東京駅で狙撃されて重傷を負い,翌年,内閣は総辞職した。こうして協調外交は行きづまっていった。
問1 文章中の 1 ~ 11 に入る適語を答えよ。(1点)
問2 空欄Aにあてはまる政党名を答えよ。(2点)
問4 下線部Cの首相の名を答えよ。(2点)
問5 下線部Dで,この時外相に復帰した人物の名を答えよ。(2点)
問6 下線部Eで,日本側の全権をつとめた人物の名を答えよ。(2点)
3.次の文章を読んで、設問に答えなさい
満州事変において、中国では反日運動が広がった。こうした情勢の中で 1 が権益を守るため、「満豪」を武力で占領の動きが起こった。1931年 2 郊外の南満洲鉄道で線路の爆破を行い、これを中国軍の仕業として中国軍を攻撃した 3 事件が発生しました。1932年清国最後の皇帝である 4 を執政として 5 を建国しました。斎藤実内閣は 6 を結び、 5 を承認した。
中国は日本の一連の行動に関して、非難する訴えを国際連盟に報告すると、
連盟は 7 を派遣した。その結果自発的な民族独立運動で起きた国ではないという報告書が提出された。報告書に基づき、中国の主権を認めた上で、満洲に自治政府を作り日本軍の撤退を求める 8 が42対1で可決されたが、日本は拒否し、 9 を脱退した。
1932年2月に血盟団が元大蔵相の 10 を暗殺し、翌月には三井合名会社理事長の 11 も暗殺されました。5月には海軍の青年将校らが犬養毅首相を射殺する
12 事件が起こりました。
問1 文章中の 1 ~ 12 に入る適語を答えよ。(2点)
【2】
4.次の文章の空欄にあてはまる語句を答えなさい。
第一次世界大戦後のイタリアでは, 1 党の 2 が政権をにぎり,1935年にエチオピアを侵略した。ドイツでは,1933年に 3 (国家社会主義ドイツ労働者党)の 4 が首相になり,ヴェルサイユ体制の打破を唱えて国際連盟を脱退した。
国際的に孤立していた日本はドイツ・イタリアと接近し,1936年に 5 ,
1937年に 6 をそれぞれ結んだ。
問1文章中の 1 ~ 6 に入る適語を語群から選び、
記号で答えなさい。(2点)
a.日独防共協定 b.ローズヴェルト c.日独伊三国軍事同盟 d.ファシスト
e.ナチス f.日独伊三国防共協定 g.ムッソリーニ h.共産 i.ヒトラー
問2この時代のドイツがユダヤ人を大量虐殺した事を指す適語を答えなさい(3点)
5.次の各説明文が示す人物を,下の語群より選び,記号で答えよ。(2点)
ア 彼の刑法学説が国家を破壊する危険な思想であるという理由で,京都帝国大学を休職処分になる。
イ 彼の天皇機関説が貴族院で問題にされ,著書が発売禁止となり,自身も貴族院議員を辞職に追い込まれた。
ウ 彼の古代史研究の本が発売禁止処分となった。
エ 彼の作品『生きてゐる兵隊』が発禁処分となった。
オ 彼の漫画「のらくろ」が『少年倶楽部』に連載され人気をよんだ。
a.河合栄治郎 b.津田左右吉 c.大内兵衛 d.滝川幸辰 e.美濃部達吉
f.田河水泡 g.石川達三