すみません言いだしっぺが更新できてなかったです

休み中に「イン・ハー・シューズ」という映画を観ました

イン・ハー・シューズ

想う、というのは
所詮、自分が相手に向けた
一方向的な行為に過ぎなくて

誰かのことをどれだけ強く想っても
想いは自らを翻弄するかのように、
ぶつかり合ったり、すれ違ったりして

想いが報われなくて、自分が傷つくならまだいい
自分の想いが、ときには相手を傷つけることもある
まるで、身を寄せ合うほどに相手を刺す
ヤマアラシの針のように

人を好きになるのは、とてもすてきなこと
だけど、好きだけじゃダメなんだって
そういや誰かも歌ってたっけ

結局、人はわかりあえないのかもしれない
なぜなら、自分がその人になり代わることはできないから
人の靴を履くことができないように


じゃあ、人を想うって本当に意味のないことなのか?
人は本当に、わかりあえないのか?


本作で描かれているのは、
家族を想い、恋人を想い、友達を想い
衝突しては離れ、
後悔しては悩み、
傷つけては、傷つき、
それでもなお、
自らの心を、相手の心に重ねようとする人間の姿

人を想うということは、
人の立場に立つこと
人の立場に立つということは
自分の立場を、すなわち、自分自身を見つめるということ

それが、人を想うことの
ひとつの答えなのかもしれないと俺は思うのです


キャッチコピーは
「私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける」
だったそうで、
たしかに、キャリアウーマンの姉と違って
若さと美しさ以外に取り柄のない妹が
自立した自分の生き方─自分に合った靴、を見つけようとする
言わば、自分探しの旅、というのが本筋なのかなとも思うのだけど

“in a person’s shoes”で
「人の立場に立って」という意味があるようで
他人の立場に立つ、すなわち、
他人を想うことの難しさを
テーマにした作品なのかなとも個人的には感じました
ひとりよがりな想いが届かないのは
道理なのです


人の紹介で借りてきたのだけど
ぶっちゃけよくあるロマコメのひとつだろうと思っていて
まったく期待してなかったのですが
今年観たDVDの中ではベストかも

あ、展開は至極ベタです
わかりやすいので気軽に観られるかなと
逆に言えば、ある種の人には退屈なのかな


1,500円で買えますよー
オススメ
9.11。

同時多発テロから6年。

世界貿易センター跡地では今も毎月新たな遺骨が掘り出され、

DNA鑑定が進められているそうです。


爪痕がいまだなお深く刻まれていることを

改めて思い知らされます。


で、随分前の映画ですが。

ユナイテッド93

ハイジャックされた4機のうち1機の顛末を描いた物語です。


傷ついた人も、傷つけた人も、

同じように誰かを愛し、誰かに愛されていて。

傷ついた人が愛した人も、

傷つけた人が愛した人も、

傷ついた人を愛した人も、

傷つけた人を愛した人も、

みんなみんな、泣いているのに、

何故、血は流れるのでしょうか。


違う、と大声で叫びたいのに、

この手はあの日と変わらず余りに無力なままで、

悲しかったというよりもただ、悔しくて。


込み上げてくる嗚咽をこらえながら

ひたすらこぶしを握ってました。



映画としての観点でいえば、

序盤~中盤までの展開はちょっと「耐え」かもしれないです。


だけど後半は一気に引き込まれる、というか

まるで自分が乗客の一員になったような錯覚さえ覚えます。

ラストシーンは、今でも脳裏に焼きついて離れません。

2台の飛行機が相次いでビルに突っ込んだ、あのときの映像と同じくらいに。



面白い、という言葉は不謹慎かもしれないので。

観るべき、と思います。

ただ、ご存じの通り救いのある話ではないです。

精神的に余裕のあるときに観てください。


抑え気味に書きましたが、やっぱり暗いですね。真骨頂ですが。笑
週1以上のペースで、って宣言したにもかかわらず

出だしからいきなり締め切りに追われてます。笑


せっかくこのテーマで書くなら、

自己満足で終わらせずに

みんなに読んでもらいたい本を取り上げようと思って

アレコレ考えてたのです、と言い訳をしてみたり。

あとアメブロ、微妙に使いにk・・・


で。試行錯誤してやっとこさ決まりました。

最初に紹介したいのは、コレ。





小説でも漫画でもなく、「絵本」です。なので、年齢問わず楽しめます。

僕が「ぼくを探しに」に出会ったのは、まだ中学生の頃でした。

それから10年は経つけど、いまだに手元に持ってます。


ストーリーはいたってシンプル。

子どものラクガキのような一本の線で書かれた

パックマンみたいなまんまるの主人公が、

コロコロと転がりながら、自分に足りない「かけら」を探しにゆく、という物語。



自分には何かが足りないって、

若いうち、誰もが一度は考えるんじゃないかと。

「自分探し」なんて言葉が一時期はやったけど、

今の自分は本当の自分じゃないって、完璧な自分を求めて。

つまづいては転んで、

壁にぶつかっては遠回りをして、

何度も同じ間違をしてはそのたび後悔して。

そして、やっとの思いで辿り着いたのに、

成し遂げた嬉しさの中、どこかで感じる空虚なきもち。


そんな自分を肯定できなくなったとき、

そんな毎日に少し疲れたとき、

思い出したように本棚からひっぱりだして読んでいます。



昔は躍起になって理想の自分なんてものを追い求めもしたけど

完全じゃない自分を認めることも必要なんだな、といつからか思えるようになったのは

自分も少しは大人になったから、なのかな。



新しく一冊買って、まだ字の読めない姪っこにプレゼントしたら

まる、まる、って喜んでました。

彼女が自分と同じ悩みにぶつかったときに、

この本を読んで、なにかしらの答えを見出せられれば。


と、いうわけで。

実はけっこう有名な本らしいので

大きな本屋の絵本コーナーに行けばたいてい置いてあると思います。

絵本だけに立ち読みでもすぐ読み終わってしまうので、

よかったら一度手に取ってみてください。