今日という日【7月10日】
■日本初のタクシー会社設立
1912年7月10日。
この日、東京有楽町にて日本初のタクシー会社「タクシー自働車株式会社」が設立された。同年8月5日から本社前でT型フォードを6台使用して旅客営業を開始した。
このタクシーは料金メーターを搭載して「辻待ち自動車」と呼ばれており、上野駅と新橋駅を拠点に営業していた。料金は最初の1マイルが60銭、以後1マイルごとに10銭増しであった。その後、1914年には東京駅が開業したことにより、同社によって東京駅でも営業が行われるようになった。
満州事変から上海事変へと日中関係が混迷を深める中、石油会社が値上げを発表するなど、東京市内のタクシーは混乱を深めていき、1938年には車両、部品、燃料など物資統制の重圧から、警視庁はすべてのタクシー営業を法人格を持つ者に限ることとし、175社へ集約統合。その後、メーター制も復活し、初乗り2km30銭、1kmごとに10銭という値段になった。戦時体制が整うにつれ、1937年には石油資源の確保のためにタクシーの流し営業が禁じられ、戦後まで代替燃料として、木炭、亜炭等が使われるようになった。終戦後、東京都内で焼け残ったタクシーは1565台だけであった。
1912年7月10日。
この日、東京有楽町にて日本初のタクシー会社「タクシー自働車株式会社」が設立された。同年8月5日から本社前でT型フォードを6台使用して旅客営業を開始した。
このタクシーは料金メーターを搭載して「辻待ち自動車」と呼ばれており、上野駅と新橋駅を拠点に営業していた。料金は最初の1マイルが60銭、以後1マイルごとに10銭増しであった。その後、1914年には東京駅が開業したことにより、同社によって東京駅でも営業が行われるようになった。
満州事変から上海事変へと日中関係が混迷を深める中、石油会社が値上げを発表するなど、東京市内のタクシーは混乱を深めていき、1938年には車両、部品、燃料など物資統制の重圧から、警視庁はすべてのタクシー営業を法人格を持つ者に限ることとし、175社へ集約統合。その後、メーター制も復活し、初乗り2km30銭、1kmごとに10銭という値段になった。戦時体制が整うにつれ、1937年には石油資源の確保のためにタクシーの流し営業が禁じられ、戦後まで代替燃料として、木炭、亜炭等が使われるようになった。終戦後、東京都内で焼け残ったタクシーは1565台だけであった。