今日という日【1月10日】
■「キツネ目の男」の似顔絵を公開
1985年1月10日。
「キツネ目の男」とは、「グリコ・森永事件」において、現金受け渡しの過程で2度目撃された男で、犯人グループの一員と目された男。
1984年6月28日夜、「グリコ・森永事件」の犯人グループによる「丸大食品脅迫事件」で指定された旧国鉄高槻~京都間で捜査員の動きを見張るような動きをしていた。不審に感じた捜査員は男を尾行したが、男は尾行をまくような不自然な動きを繰り返して、京都駅中央口付近で行方をくらませた。
同じ犯人グループが起こした「ハウス食品脅迫事件」での1984年11月14日夜の現金受渡しでは、名神高速道路大津サービスエリアで帽子を被りサングラスをかけた男が2人の捜査員によって目撃された。捜査員の1人は丸大事件でもこの男を目撃しており、同一人物と断定された。なお、このとき捜査本部は現金受渡しで現行犯逮捕する方針を採用しており、捜査員2人は尾行や職務質問は禁じられており、警察無線で男を目撃したことと職務質問をかけたいと要請したが一網打尽したいとする本部によって拒絶され、男を目撃しただけにとどまった。
犯人グループは1985年4月3日の挑戦状で「キツネ目の男」が自分たちの一味であることを否定したが、2度にわたり計7人の大阪府警一課の特殊捜査員に目撃されたため、捜査本部は犯人グループの一員と断定している。
1984年6月29日に捜査資料として似顔絵が作成され、12月25日付夕刊で「朝日新聞」がこの男について報道、次いで12月31日にも「毎日新聞」が報じたため、大阪府警捜査本部が1985年1月10日に似顔絵を一般公開した。
推定年齢は35歳から45歳、身長は175cm~178cm。
「キツネ目の男」については、時効までに9千件以上の情報が寄せられて、目撃した7人の捜査員が捜査にあたった。捜査員の間では英語でキツネを意味するFOXの頭文字Fと呼ばれていた。7人の捜査員を中心にした約20人のF情報捜査班が設置され、情報が寄せられた人物や写真の確認作業が行われた。しかし、「キツネ目の男」を2度目撃した捜査員が再確認したいと思うような人物や情報はその中に皆無だったという。
事件を担当した大阪府警の本部長だった「四方 修」は、目撃情報はあてにならないとして信頼性に疑問のある似顔絵の公開に消極的だったが、警察庁が積極的で公開されたという。捜査本部では「キツネ目の男」を最重要視されていたが、有力な情報があってもこの方針のもとで似てないということで捜査打ち切りになることに警察内部で軋轢が生じたとも言われる。
1985年1月10日。
「キツネ目の男」とは、「グリコ・森永事件」において、現金受け渡しの過程で2度目撃された男で、犯人グループの一員と目された男。
1984年6月28日夜、「グリコ・森永事件」の犯人グループによる「丸大食品脅迫事件」で指定された旧国鉄高槻~京都間で捜査員の動きを見張るような動きをしていた。不審に感じた捜査員は男を尾行したが、男は尾行をまくような不自然な動きを繰り返して、京都駅中央口付近で行方をくらませた。
同じ犯人グループが起こした「ハウス食品脅迫事件」での1984年11月14日夜の現金受渡しでは、名神高速道路大津サービスエリアで帽子を被りサングラスをかけた男が2人の捜査員によって目撃された。捜査員の1人は丸大事件でもこの男を目撃しており、同一人物と断定された。なお、このとき捜査本部は現金受渡しで現行犯逮捕する方針を採用しており、捜査員2人は尾行や職務質問は禁じられており、警察無線で男を目撃したことと職務質問をかけたいと要請したが一網打尽したいとする本部によって拒絶され、男を目撃しただけにとどまった。
犯人グループは1985年4月3日の挑戦状で「キツネ目の男」が自分たちの一味であることを否定したが、2度にわたり計7人の大阪府警一課の特殊捜査員に目撃されたため、捜査本部は犯人グループの一員と断定している。
1984年6月29日に捜査資料として似顔絵が作成され、12月25日付夕刊で「朝日新聞」がこの男について報道、次いで12月31日にも「毎日新聞」が報じたため、大阪府警捜査本部が1985年1月10日に似顔絵を一般公開した。
推定年齢は35歳から45歳、身長は175cm~178cm。
「キツネ目の男」については、時効までに9千件以上の情報が寄せられて、目撃した7人の捜査員が捜査にあたった。捜査員の間では英語でキツネを意味するFOXの頭文字Fと呼ばれていた。7人の捜査員を中心にした約20人のF情報捜査班が設置され、情報が寄せられた人物や写真の確認作業が行われた。しかし、「キツネ目の男」を2度目撃した捜査員が再確認したいと思うような人物や情報はその中に皆無だったという。
事件を担当した大阪府警の本部長だった「四方 修」は、目撃情報はあてにならないとして信頼性に疑問のある似顔絵の公開に消極的だったが、警察庁が積極的で公開されたという。捜査本部では「キツネ目の男」を最重要視されていたが、有力な情報があってもこの方針のもとで似てないということで捜査打ち切りになることに警察内部で軋轢が生じたとも言われる。